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Posted on 2015年9月11金 in スクールニュース

スクールニュース vol.139

 

編集部から 体験型環境教育の現場 つくし野ビオトーププロジェクトシーズンX

7月25日、町田市立つくし野小学校視聴覚室で、つくし野ビオトーププロジェクトシーズンX第10回カブトムシ相撲つくし野場所が開催されました。少し時間が経ってしまいましたがその模様を紹介します。

プロジェクトのホームページを過去に遡れば、スタートがカブトムシだったこともわかり、プロジェクトにとって大切な活動であることもわかります。いつもは子どもたち1人ひとりが直接体験するための活動をプログラムしますが、今回はパートナーとしてのカブトムシを使います。そのためプロジェクトリーダーの小池常雄さん(環境カウンセラー)は、カブトムシはおもちゃではなくみんなと同じ「生命」であることを強調します。

戦いの前、「生命」について学びます

戦いの前、「生命」について学びます

つくし野場所は、1対1の勝抜き戦を手作りの土俵で行います。縁あって同時期にはじまった市内の鶴川第二小学校と同じ方法です。プログラムは、勝抜き戦と早登り、体格を競う体重別の3部門あり、今年の勝抜き戦は豪快に相手を投げ飛ばす一本勝ちも決勝戦をはじめ所々で見られ、盛り上がりをみせました。

互いの角を身体の下にもぐりこませて、押し上げようと力比べ

互いの角を身体の下にもぐりこませて、押し上げようと力比べ

参加者は、前年から育ててきたカブトムシや、付近で獲った野生のカブトムシを持ち寄ってきます。場所後に、来年に向けて育てるためつがいを揃えて帰った参加者からは、幼虫が誕生したことがプロジェクトのブログでも報告されてもいます。こうしたマイカブトによる参戦や育成の繰り返しは、地域の子どもたちの中にこの活動を通した「生命」との関わりが根付いているといえるのではとも思えます。

優勝決定の瞬間

優勝決定の瞬間

活動を見続けて3年目に入りましたが、今年はふとした折に活動の広がりを感じる年でもあります。「生命をつなぐ体験活動」の広がりと定着を目にしているのかもしれません。

文部科学省 学校施設整備に関するセミナーを開催

文部科学省では、9月から来年1月にかけて、「2015文教施設セミナー」および「学校施設における長寿命化推進のための講習会」 を全国6カ所で開催する。メンテナンスサイクルや長寿命化改修とその計画策定・省エネなどをテーマに講演と事例紹介が行われる。10月に東京と大阪で開かれる「2015文教施設セミナー」は、幅広く参加を募り、「学校施設における長寿命化推進のための講習会」は、都道府県市区町村教育委員会の学校施設整備担当職員等を対象としている。「2015文教施設セミナー」の詳細と申込は同省ホームページ(行事案内9月8日発表)を参照。

過去のスクールニュース → http://www.schoolnews.jp/category/schoolnews/

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