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Posted on 2016年1月22金 in スクールニュース

スクールニュース vol.164

 

編集部から 体験型環境教育の現場 つくし野ビオトーププロジェクトシーズンX 2016.1

1月16日、よく晴れた土曜日、つくし野ビオトーププロジェクトが1月の活動を行いました。プログラムは、「小鳥を庭に招待しよう!」。身の周り(住宅街)に生きる野鳥を知り、接する体験を通して環境を学ぶことがねらいです。昨年の活動紹介でも書きましたが、このプログラムはこのとき限りのものではありません。春のシジュウカラの巣立ちの時期まで続くものです。

主たるプログラムは、鳥の巣箱をつくることです。それを持ち帰り、設置して、鳥(シジュウカラ)に営巣してもらう。ではなぜつくるのか。単なる鑑賞目的ではなく、ちょっとしたお手伝いと考えようとプロジェクトリーダーの小池常雄さん(環境カウンセラー)は集まった子どもたちに説明します。冬は鳥にとってもエサが少ない厳しい季節です。それだけでなく、人の住環境がよくなったことは、かつて住宅の「すき間」に巣をつくっていた鳥にとって住みにくくなってしまった一面もあります。そのような鳥たちへのお手伝いというわけです。ただ、巣箱をつくったりエサ台を用意したりすることは、鳥を観察してその生態を知るためとはいえ、特定の生き物をひいきすることにもなりかねません。それは理解しなければならないと子どもたちに説明します。

家族で協力して1つのものをつくります

家族で協力して1つのものをつくります

その後、集まった子どもたちは保護者と一緒に木を切って、穴をあけ、ビスで止め、巣箱やエサ台をつくります。毎年続いて今年で10回目となるプログラム、完成しなかった子ども(家族)はゼロが自慢です。スタッフの皆さんが各所でアドバイスをしながら、作り上げていました。

巣箱の中が気になります

巣箱の中が気になります

また、この日だけは、時間をさかのぼった午前中にも活動しています。活動初年度から、プロジェクトでは学校内の樹木に鳥の巣箱を設置しています。実際の巣箱での営巣を参加する子どもたちに見せる教材とするためです。実際に巣箱を開けると、中にはスズメやシジュウカラの巣が残されています。時には孵らなかった卵をみることもあります。これを自宅で実践してもらうために、巣箱をつくるのです。

完成した巣箱

完成した巣箱

週明けは大雪になるなど、暖冬といわれる年ですが人も鳥も寒さを感じる季節はまだ続きます。つくし野ビオトーププロジェクトの地道な活動はどう映るのか、シジュウカラに聞いてみたいと思いました。

 

 

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