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Posted on 2016年7月15金 in スクールニュース

スクールニュース vol.199

 

文部科学省 「学校施設の防災力強化プロジェクト(平成28年度)」と「学校施設の非構造部材の耐震対策先導的開発事業」の委託先が決定

7月11日、文部科学省では、地域の特性などを踏まえて学校施設の安全性を確保し、防災力を強化するための実証的研究を行う「学校施設の防災力強化プロジェクト(平成28年度)」と、非構造部材の耐震対策の検討や点検・対策における技術的な留意点などの整理を行う「学校施設の非構造部材の耐震対策先導的開発事業」の委託先を選定、同省ホームページに公表した。ともに、成果を広く発信し、今後の全国各地での取組を効果的に進める情報とすることも目的としている。それぞれの委託先は以下の通り。

「学校施設の防災力強化プロジェクト(平成28年度)」国立大学法人京都大学、学校法人福山大学、学校法人常葉学園常葉大学、一般社団法人みやぎ福祉・防災情報化機構、和歌山工業高等専門学校、特定非営利活動法人日本トイレ研究所、鹿児島県喜界町

「学校施設の非構造部材の耐震対策先導的開発事業」国立大学法人東京大学、国立大学法人東京芸術大学

 

編集部から 体験を経験に

体験が育む力、そこに学びの環境や学び方を絡めた地域の活動を毎月お伝えしていますが、こうした活動は各所で行われています。先日、その一つを拝見させていただく機会がありましたので、今回はそれを紹介します。

6月11日、千葉大学の環境ISO学生委員会が、キャンパス内の落ち葉を堆肥化して地域住民に頒布する頒布会を行いました。大学内の樹木は、豊かなキャンパス空間をつくるために欠かせない要素ですが、葉は落ちてしまえば廃棄処理しなければなりません。これを資源として有効活用しているのが、千葉大学環境ISO学生委員会です。発足は千葉大学がISO14001認証取得の動きを始めた平成15年で、現在はおよそ200名の学生が所属しています。

西千葉キャンパス北門の近くに、作業場があります

西千葉キャンパス北門の近くに、作業場があります

この委員会の活動の一つに、落ち葉の堆肥化があります。地元のNPO法人から技術的指導を受け、堆肥化による廃棄物減量と資源の有効活用、地域貢献にもなっている活動です。東日本大震災の原発事故後は頒布を自粛していましたが、放射線測定によって基準を下回っていることも確認し、千葉県を通して農林水産省の許可も得、昨年から再開したという経緯があります。

袋詰めされた堆肥「けやきの子」

袋詰めされた堆肥「けやきの子」

堆肥は「けやきの子」と名付けられています。ケヤキの葉を堆肥化したためです。キャンパス内の様々な樹木でどれがよい堆肥にできるか試行したところ、ケヤキの葉がよいとわかったそうです。委員会の学生は、集めた落ち葉を背丈くらいの高さにつくった木の囲いの中に入れ、定期的に米ヌカと水を混ぜながら切り返しと呼ばれる作業を行います。こうすることで葉が分解されて微生物が繁殖し堆肥になるのですが、同時に体積も減り始め、初めて体験する学生は「あんなにあった落ち葉が」と思うそうです。同時に、目の前で起きる葉の堆肥への変化にも、驚きを感じると話してくれました。

学生が地域の方への受渡しを手伝う

学生が地域の方への受渡しを手伝う

実際に堆肥化の作業をする学生は1・2年生で、初めての体験だという学生も多いよう。頒布会では、受取に来た地域の方にアンケートをお願いしながら、一袋10キロの「けやきの子」持ち帰りやすいように渡していました。

 

過去のスクールニュース → http://www.schoolnews.jp/category/schoolnews/
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