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Posted on 2016年11月04金 in スクールニュース

スクールニュース vol.220

 

編集部から 分け合って生きる(つくし野ビオトーププロジェクト10月)

あくまで主観ですが、10月の東京は好天が続く印象があります。しかし、今年は同じくらい曇り空や雨模様もあってなかなか続かなかったように思います。それでもつくし野ビオトーププロジェクトのある土曜日は晴れてくれます。11月は好天が続くようになりましたが(その分寒いです)、空を見上げていっそのこといつもやってくれればと思っていました。

10月15日は毎月の定例の活動日「畑に白菜やキャベツの苗をうえよう!」でした。収穫にちょうどよいナガネギと立派に育ったユウガオを収穫し、新しくハクサイやブロッコリーを植えました。

収穫。なかなか抜けないナガネギを折らないように慎重に

収穫。なかなか抜けないナガネギを折らないように慎重に

来年の春、どのくらい大きくなっているのかを楽しみに植えます

来年の春、どのくらい大きくなっているのかを楽しみに植えます

こう書くと、畑仕事=ビオトープ活動かと思われてしまいそうですが、ビオトープは「本来その地域に生息する野生の生き物たちが暮らす場所」です。それが環境教育の題材として学校に入っていくプロセスでメダカ池や小川など水辺を持った箱庭のようなイメージが広がっていったと思います。プロジェクトでは、畑に農薬をほとんど使いません。そのためここにはいろいろな生き物がいて、間もなく収穫を迎えるサツマイモの葉も虫食いだらけです。それらはこの地域で生きている生き物たちで、ここ数年はサツマイモの収穫時にネズミと挨拶を交わしています。また、地域に住み着いてしまった外来種も確認しています。プロジェクトリーダーの小池常雄さん(環境カウンセラー)は、そんな人間だけが独り占めしない考え方を雑誌から引用して「シェアリング・ネイチャー」と集まった子どもと保護者に説明しています。つくし野は開発の過程で川が地下化されたので、身近な自然は緑や土です。畑での活動を通して地域の自然を知り、付き合い方を知ってほしい子どもたちに向けたメッセージです。

ウネ(づくりはさすがに大人の作業)に苗を植える作業は経験している子もいますが、土に牛糞などの肥料をまいてトラクターで土づくりをするところから秋の活動はやります。トラクター初経験の子どもたちによって念入りにつくられた土に、小さな葉を出したばかりの苗が植えられました。水は雨水を集めたドラム缶の水をホースで撒くのですが、この作業が大人気でした。

植えたそばからたっぷりと水をあげます

植えたそばからたっぷりと水をあげます

さて、このように自然を感じる場所が残された街「つくし野」で繰り広げられる自然体験活動が、生物多様性を守っていくための情報共有・交流の場で紹介されます。町田市の主催で11月23日に行われる「第1回町田生きもの共生フォーラム」がそれ。他にも市内で行われている環境教育・保全の活動が紹介される予定です。参加は先着100名で、11月16日まで受け付けているそうです。

 

 

過去のスクールニュース → http://www.schoolnews.jp/category/schoolnews/
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