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Posted on 2017年2月10金 in スクールニュース

スクールニュース vol.242

 

編集部から 春を探して〜その1〜つくし野ビオトーププロジェクト1月)

1月21日、つくし野ビオトーププロジェクトが町田市立つくし野小学校でありました。年が明け、3月までの活動は春を探す活動とみていますが、第1弾は、「小鳥をにわに招待しよう!」。ちょっとしたところで目にしたり鳴き声を聞いたりしても、あまり意識する機会はない野鳥を通して地域を知る、毎年継続しているプログラムです。

午前中は、巣箱調査です。小学校の協力もあって、プロジェクトでは学校の周囲に鳥の巣箱を設置しています。今年は9個。開けてある穴はシジュウカラが通ることのできる直径で、子育ての季節に使われていれば、巣が残されているはずです。それを確認します。

必ず営巣されているわけではなく、なければその理由を考えながら再設置の際に少し場所を変えていましたが、今年は9個すべてが入居済み。巣のつくりが丁寧だったり雑だったり、孵化しなかった卵や成長しなかったヒナなど残念な結果もあり、多くのことが感じ取れました。ひとつひとつ全員で確認し、すべての巣箱が使われていたことを喜びつつも、逆にいえば巣に使える場所がなくなってきているのか、謎も深まります。

巣箱は初めての全個入居に興奮

巣箱は初めての全個入居に興奮

午後の活動は、まず、午前中を踏まえてプロジェクトリーダーの小池常雄さん(環境カウンセラー)が、都市と鳥の生き方について話します。シジュウカラは木の洞などを利用して巣をつくるため、巣をつくるための場所が必要になります。このことが、午前中の巣箱につながるわけです。ではどうすれば、シジュウカラは巣箱を使うのか(きれい好きなので繰返し使う場合には掃除必須など)。そもそも、なぜこの時期に巣箱の設置をするのか(春先に子育てをするための巣を今から探しているなど)。また、「ウグイスが使える巣箱をつくりたい」というリクエストには、ウグイスは巣箱を使わない種類であることなど、尽きることなく話は続きます。

午後は静かにスタートしますが、話は尽きません

午後は静かにスタートしますが、話は尽きません

その後、スタッフが支援しながら参加者は巣箱づくりに挑戦します。例年、「全員必ず持って帰る」と力の入る時間ですが、今年は、参加者の皆さんも気合十分で、電動のノコギリやドライバーなど工具持参で来る姿もちらほら。全員で作業をしますが、電動工具で一気に進めてしまうにしても、ノコギリの使い方を子どもに教えるにしても、この日はお父さんが中心です。

時間内につくりあげるために、参加者同士で協力体制も敷かれます

時間内につくりあげるために、参加者同士で協力体制も敷かれます

できあがった巣は持ち帰り、シジュウカラが気に入ってくれそうな場所に設置します。そして、鳥たちが巣立つ5月半ばごろまで、観察は続きます。

 

過去のスクールニュース → http://www.schoolnews.jp/category/schoolnews/
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