スクールニュース vol.251
編集部から 春を探して〜その3〜(つくし野ビオトーププロジェクト)
平成28年度の定例活動最後となる3月のプロジェクトは、菜の花が春の訪れを告げる畑での「ジャガイモを植え、ハクサイ・ブロッコリーを収穫しよう!」です。シーズンⅪは畑に始まり畑に終わります。
畑の活動は毎年サツマイモが主役ですが、秋の収穫後、翌年の種芋を植えるまでの間も他の作物を育てます。今年度はハクサイやキャベツ、ブロッコリーにカリフラワーの他、サヤエンドウ、コマツナ、ホウレンソウ、タマネギもあります。この日は、これらの収穫体験とともにその生態を学びます。中でもピックアップされたのは同じアブラナ科のハクサイとキャベツ。自然にあったものではなく交雑により生み出されたハクサイはどこでつくられて、日本に持ち込まれたのはいつ頃か。キャベツの仲間にはどのような植物があるのか、それらは今日の畑にはあるのか……など、プロジェクトリーダーの小池常雄さん(環境カウンセラー)が説明します(気になる方はプロジェクトのHPでご確認ください)。また、収穫した後にはジャガイモを植えました……畑に休みはありません。
ところで、今回の案内には???な一文「(落ち葉のプールをやりたい人は)子供用水泳のゴーグル・マスク持参のこと」とあります。これが今回のいわばサプライズ。堆肥化する前の落ち葉を畑の一角に集めて、みんなでダイビング。子どもが体を投げ出しても十分な深さに積み上げられているので、本当にプールにいるように、飛び込んで、跳ね回って、落ち葉を投げ合って……そのそばで埋まっている子もいます。暖かいんですよね、このプールは。ただ、ちょっと埃っぽい。
この時期に子どもたちとイモを植えるということは、12年目のプロジェクトも行われるということです。4月から、また、新しい出会いと体験が始まります。
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