スクールニュース vol.283
兵庫県 西脇小学校の保存活用計画を認定
8月7日発表。外観を維持したままの改修は建築基準法の一部規定への適合が困難とされていた西脇市の西脇小学校について、兵庫県は7月14日に同法の適用除外を受けるために景観形成重要建造物「保存活用計画」の認定(第1号)を行った。これを受けて8月4日、同校の木造校舎は建築基準法に基づく適用除外建築物の指定を受け、西脇市による耐震改修工事やバリアフリー化、第一校舎の玄関などを建設当初の外観に近づける修景工事が始まる。同校の校舎である昭和9年から11年に建築された木造校舎は、昭和初期の木造校舎が当時の姿のままで使われている極めて稀な例であると、平成20年3月、木造校舎3棟と渡り廊下が景観形成重要建造物に指定されている。
文部科学省 木の学校づくり先導事業
8月7日公表。大規模木造校舎棟の整備に対して必要な支援を行う「木の学校づくり先導事業(平成29年度)」の委託予定者として流山市(千葉県)を選定した。これまで、魚津市(富山県:27年度)、松田町(神奈川県:28年度)を選定している。
千葉大学 キャンパスマスタープラン2017を公表
8月3日発表。先に発表したキャンパスマスタープラン2012をもとに、平成28年4月からの第三期中期計画に掲げた目標、つまりアカデミックプランへの対応を踏まえて主要4キャンパスのフレームワークを定めていることが特長。目標としている「日本一のキャンパス」はそのままに、実現するための具体的な5つの計画ビジョンをC(Cultured)H(Healthy)I(International)B(Beautiful)A(Academia)の頭文字に対応させた「計画ビジョン【CHIBA】」を策定、全構成員で共有する。
千葉大学の主要キャンパスは、西千葉・亥鼻・松戸・柏の葉の4キャンパスとなるが、本マスタープラン2017にあっては、各キャンパスの特性(設置学部など)を踏まえ、西千葉:持続可能な社会と環境を科学するキャンパス、亥鼻:生命と健康を科学するキャンパス、松戸:食と緑を科学するキャンパス、柏の葉:環境・健康・食の学際研究キャンパスとすることを第一の基本整備方針としている。
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