スクールニュース vol.295
あの新国立競技場を木で演出(設計)する隈 研吾氏が関わる学校施設などを紹介
1.桐朋学園大学 仙川キャンパス(設計:前田建設工業株式会社一級建築士事務所・隈研吾建築都市設計事務所)スクールアメニティ8月号掲載 好評発売中
音楽研究/学習等を支援する良好な木造の音楽環境を実現「音楽のまなびや」
「来るべき音」を体現するキャンパス環境を梅津 時比古学長が語る
2.栄光学園中学高等学校-横浜市-(隈 研吾氏出身校:設計コンペ審査委員長)スクールアメニティ10月号掲載
橋梁技術のゲルバー梁を応用して規格材で9mスパンを実現。軽量・短工期で良好な教育環境を醸成する木造と、耐震・遮音を負担するRC造とのハイブリッド構造の校舎。
3.廃校活用でも隈 研吾氏がプロデュース(監修)
「ひろしま さとやま未来博2017」(今年11月26日まで開催)のシンボルプロジェクトの1つ「廃校リノベーションプロジェクト」の監修。同プロジェクトは、「ガバメントクラウドファンディング」(自治体がプロジェクト実行者となり、インターネット上で不特定多数から資金を募るもの。すでに本プロジェクトの資金調達は目標を達成している)。
同、廃校活用のリノベーションプロジェクトは、三原市の旧和木小学校。同校は、現在1階を和木地域ふれあい交流センターとして活用しているが、2階を体験活動などに使用する研修スペース、レンタルスペース、広島県産和紙デニム使用の布製間仕切の製作。
庄原市の旧小島原小学校は、八鉾自治振興センターとして使用中だが、閉鎖中の2階を研修ルームにリノベーション、竹の産地特性を活かした竹すだれ天井、竹の家具で空間構成する。
江田島市旧沖保育園は、壁を取り払って土間カフェスペースを設け、牡蠣養殖の廃牡蠣殻を使ったファサードを製作する。まさに、建築家隈 研吾さんは八面六臂の大活躍。今後のスクールアメニティ誌面でも、広島廃校リノベーションを取り上げたいと思っている。
過去のスクールニュース → http://www.schoolnews.jp/category/schoolnews/
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