スクールニュース vol.308
大阪市 公設民営学校の校名
平成31(2019)年4月の開校を目指している新しい中高一貫教育校について、市教委は校名を大阪市立水都国際(すいとこくさい)中学校・水都国際高等学校とすることを発表した。今後市議会の議決を経て正式決定となる。同校は、国際社会でリーダーシップを発揮できる人材育成などを目的に国際バカロレア認定コースを設置することや、運営を公設民営方式で行うことなどが特徴。校名案は公募を行い、352件の応募があったという。
岐阜経済大学 看護学部を構想中
法人合併を行なった大垣女子短期大学の看護学部(3年制)をベースに4年制の看護学部看護学科を構想、平成31(2019)年の設置を目指している。新学部は男女共学にするとともに、1・2年次は同大北方キャンパス、3年次からは大垣女子短大の西ノ川キャンパスで学ぶ計画。あわせて、大学名の変更も予定していると発表。
三重県 県外からの県立高入学志願制度について
11月28日、県教委は現在の中学2年生を対象にした県外からの県立高入学志願制度を発表し、県民から意見を募集している。12月27日まで。県立高校への県外からの入学には保護者とも県内へ転住することとしていた点が守られていなかった例のあったことを受けて検討会を設置、県外からの県立高校への入学志願のあり方を検討してきた。これを受けてつくられた案は、小規模校の活性化、学科・コースの活性化、部活動を通した活性化の3つの観点から対象となる県立学校を抽出し、定員の5%を上限に保護者の転住を伴わない県外からの入学志願を受け入れるというもの。これらの学校は、学区制のある県内の中学生も同様に入学志願を可能とする。現在の中学3年生はこれまでの進路実現の努力を踏まえ、保護者が保証人を確保することで入学志願を可能としている。
文化庁 熊本地震の断層を天然記念物に
11月17日、文化審議会は文部科学大臣に対して史跡等の指定等と登録有形文化財(建造物)の登録を文部科学大臣に答申した。このうち天然記念物には、平成28年熊本地震で現れた熊本県益城町の地表地震断層「布田川断層帯」を指定。多様な断層運動の痕跡が学術上の価値とともに災害遺構としても貴重とされた。また、登録有形文化財(建造物)では岩手県気仙郡住田町の旧上有住小学校校舎(昭和3年築)、宮崎県東諸県郡綾町の綾陽校記念館(明治21年築)が含まれている(ともに木造)。
過去のスクールニュース → http://www.schoolnews.jp/category/schoolnews/
登録解除は上記サイト上部の「メルマガ登録解除」を選択してください。