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Posted on 2018年11月09金 in スクールニュース

スクールニュース vol.373

 

静岡県磐田市 小中一貫教育の新たな学校づくり推進で、計画が具体化

静岡県磐田市は、新たに小中一貫教育を発展させるため、「学府一体校計画」を進めている。同計画は、少子高齢化時代の地域コミュニティの衰退などの地域社会に対応するため、“子供のつながりの深化・地域とのつながりの深化・教育のつながりの深化”などをめざした「新時代の学校づくり」である。今回の計画は初の取り組みとなる学府小中一体校を豊田中学校敷地内に「なかふじ学府一体校」を建設するものだ。
なかふじ学府一体校は、施設の老朽化が進んでいた豊田北部小学校と豊田中学校の改築に合せ、豊田中学校敷地約3万3,000㎡に建設予定である。校舎延べ床面積は約1万6,000㎡で普通教室31学級(小学校18、中学校13)、特別支援教室4学級、RC造。屋内運動場・武道館が2,759㎡、グラウンド約1万8,000㎡となっている。4階建て、1階昇降口にホールを設け、4階まで吹き抜けとし、採光・換気性の高い特徴的な空間となる。地域交流を促す空間構成を重視し、地域の人々が共同利用できる図書館、多目的教室や災害時の避難所となる防災倉庫付の体育館も備える。校舎付属棟2階部分に屋外水泳プール、校舎北側にグラウンドを整備する。施設整備については、有識者、地域の人びと、保護者から構成される「なかふじ学府一体校」建設検討委員会が、望ましい施設配置や機能を協議して検討結果を基本設計に生かしている。
磐田市では、今回の一体校整備は、60億~70億を見込んでいる。その他の学府整備計画も着々と進められているという。

磐田市教育委員会総務課 かわら版第2版より

磐田市教育委員会総務課 かわら版第2版より

磐田市教育委員会総務課 かわら版第2版より

磐田市教育委員会総務課 かわら版第2版より

磐田市教育委員会総務課 かわら版第2版より

磐田市教育委員会総務課 かわら版第2版より

【今後のスケジュール】
・平成30年度 実施計画
・平成31~32年度 建設工事
・平成33年度 4月開校(目標)

【主な特徴】
・交流を促す「コミュニケーションモール方式」
・空調設備を全教室に設置
・地域住民も自由に利用できる(仮称)なかふじ図書館を地域開放エリアに配置

【施設概要】
・構造(鉄筋コンクリート造、4階建て)
・普通教室(通常学級31学級、特別支援学級4学級)
・特別教室(理科室3室、PC教室、図工室、家庭科室、音楽室2室、美術室、技術室)
・管理諸室(校長室2室、職員室、保健室等)
・その他の教室等(LD等通級指導教室4学級・多目的教室5室、(仮称)なかふじ図書館・地域連携室・ランチルーム)
・グラウンド(約18,000㎡)
・屋内運動場(メインアリーナ、サブアリーナ、器具庫、ステージ)
・武道場
・プール(大プール25m×9コース、小プール12m×6m、プール付属棟)
・共同調理場
・放課後児童クラブなど

【お問い合わせ】
磐田市教育委員会教育部教育総務課学府一体校推進室 TEL.0538-37-2115
※イメージパースが必要な場合は広報公聴・シティプロモーション課まで

 

 

過去のスクールニュース → http://www.schoolnews.jp/category/schoolnews/
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