Pages Menu
Categories Menu

Posted on 2019年1月15火 in スクールニュース

スクールニュース vol.387

 

大正大学が長野県と包括連携協定を締結、2020年には新校舎が竣工予定

2018年12月20日、大正大学は長野県と包括連携協定を締結した。
同協定締結は、大正大学地域創生学部の授業において長野県中島副知事が講義を行ったことが契機となった。同大学地域創生学部は、独自の連携自治体ネットワークを構築し、「東京で学び、地域に回帰する」という趣旨・目的の下、長期間で本格的な地域実習を行っている。2016年からは、長野県箕輪町で学生がフィールドワーク活動や調査を行い、2018年秋には地域創生学部の学生が長野県小布施町、箕輪町で40日間にわたる地域実習を行ってきた。
今回の目的・協定に基づく主な取組みとしては、「両機関が有する知的資源、人的資源および物的資源の活用」、「両機関が共同で実施する事業での連携」をあげている。
今回の協定締結について、長野県の阿部守一知事は、「大正大学の持つ様々な人的・知的資源に対して、全庁的に着目し、これを活かすべく、人的交流や共同研究の拡大を図るとともに、次代を担う貴重な人材の育成に一役買わせていただくことで、双方にとって、より意義のある連携を目指したい」とコメント。また、大正大学大塚伸夫学長も、「長野県には、すでに箕輪町と小布施町で本学の学生を受け入れていただいており、大変お世話になっている。今後も長野県をフィールドに学生が学ばせていただき、大学間連携も含めて長野県とともに地域活性化・地域創生を前に進めていきたい」と期待を寄せる。
また、同大学は、現在8号館(礼拝堂)の改築工事を行っており、新校舎が2020年の夏に完成する予定だ。新しい施設は、鉄骨造地上4階建て、高さ22.5m、約1万・の複合施設。施設の基本コンセプトを、「本の森」「本の谷」「学び野」とした。
1階に入る日本最大規模のラーニングコモンズでは、学生が主体的に取組むアクティブラーニングや、プロジェクト型学習を可能にする「場」を提供し、地域イベントも開催する予定。2階から4階は、吹抜けでつなぎ開放的で居心地のよい図書館とする。また、最上階には同大学本尊を安置する礼拝施設を整備する。明治通りの正門から伸びる銀杏並木の正面に見えてくる新しい8号館は、大学のみならずキャンパスがある巣鴨の新しいシンボルとして、学びと交流の舞台となるだろう。

 

 

過去のスクールニュース → http://www.schoolnews.jp/category/schoolnews/
登録解除は上記サイト上部の「メルマガ登録解除」を選択してください