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Posted on 2019年1月18金 in スクールニュース

スクールニュース vol.388 編集部から

 

廃校を活用した中山道馬籠宿「馬籠ふるさと学校」を取材して想う

馬籠ふるさと学校外観

馬籠ふるさと学校外観

昨年12月の中央山系の山々には、本格的雪化粧を装う季節に、岐阜県中津川市の中山道馬籠宿の廃校を活用した「馬籠ふるさと学校」を見てきた。
同校は、大町村合併時代長野県南部に位置する旧山口村立袖坂小学校(現在岐阜県中津川市)の古きよき時代の木造校舎を泊れる宿泊研修施設にリノベーションを行い、多目的ゲストハウスに用途変更した施設である。宿泊部屋は、清潔感のあるドミトリーのほか、校長室を使用した個室もある。押入れのようなベッドも子どもの頃の合宿所を彷彿するようだ。2段ベッドのドミトリータイプの部屋のベッドは、通常より広めに設計されており、プライバシーを保てるカーテン、鍵付きセキュリティボックスなど、設備もゲストハウスと思えない充実したものだ。 さらに、アリーナ、グラウンド、広場・ステージなどの施設を個別利用することも可能、スポーツ、コンサートや音楽練習などにも幅広く利用できる。

ドミトリー使用の部屋

ドミトリー使用の部屋

部屋数:各種タイプあり、貸切個室も用意
料金:2500〜3500円
食事なし:周辺の飲食店利用か、指定管理者経営のクアリゾート湯舟沢のレストラン利用、また、家庭科室を利用しての自炊も可能

近くには、江戸時代から多くの人が行き交った、中山道の「馬籠(まごめ)宿」、「妻籠(つまご)宿」もあり、初の江戸時代の古い街並みを保存した重要伝統的建造物保存地もある。馬籠宿は、ゲストハウスから約徒歩10分程度にあり、よく知られる観光スポットではあるが、石畳の坂道の街道に沿った格子のある民家、資料館、茶屋などが立ち並び、今も江戸の風情を感じる日本の原風景でもある。この馬籠宿には島崎藤村の生家も記念館として残されている。周辺には、雄大な恵那山も眺望でき、夜には満点の星空を見ることもできる。

水車も回る風情ある街並み

水車も回る風情ある街並み

○お申込、お問合せ
クアリゾート湯舟沢(指定管理者)
TEL:0573-69-2011(10:00〜17:00)
メール受付:info@gifu-magome.jp(24時間対応)
○住所
〒508-0502 岐阜県中津川市馬籠4797-230
○アクセス
中央自動車道中津川ICから車で15分
JR中央線中津川駅から路線バス「馬籠」バス停から約500m、「杁」バス停から250m

最後に、食レポではないが、馬籠には蕎麦好きの私には、うまい木曽の蕎麦屋がありおいしゅうございました。(食べログに豊富に情報有)だが、中津川駅構内の「根の上そば梅信亭」は、寒さのせいもありB級グルメとしておすすめします。(隣の駅カフェとは経営が同じだと教えてくれる)

 

 

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