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Posted on 2019年2月15金 in スクールニュース

スクールニュース vol.393

 

早稲田大学の中央図書館がリニューアル

早稲田大学の中央図書館2階が、ラーニング・コモンズを拡充してリニューアルした。 大学図書館としては日本最大級の規模を誇る早稲田大学の図書館。蔵書数は図書と雑誌でおよそ580万冊に及ぶ。今回、開館以来の大改修である。目指すのは、Waseda Vision 150が掲げる「対話型、問題発見・解決型教育への移行」を支える施設づくり。能動的な利用が可能なラーニング・コモンズと、変わらず必要とされる静謐な図書館環境の併存を実現する。これまでの、学習や研究に資する学術情報の収集・提供に加えて、人的サポートの充実も図る。
今回、新たに施設が生まれ変わったのは、入退館ゲートのある中央図書館の2階。多様な学びの空間が整備された。
「コモンズ1(クリエイション)」は、新たな知識を創造し、成果物として形にしていくエリア。常設PCを11台設置し、PCを囲んでグループでの利用が可能。LAデスクでは、現役の大学院学生のラーニング・アシスタントが学習をサポートする。合わせて、隣接するレファレンスカウンターでは、図書館職員が高度な調査や文献検索を支援する。
「コモンズ2(ディスカッション)」は、組み合わせ自由なテーブルや椅子、ソファ席、可動式のホワイトボードを設置したエリア。図書館資料を用いた熟議を行うことのできる場所である。また、新着図書コーナーやミニ展示コーナーも設けた。
「グループ学習室1/グループ学習室2」は、その名の通りグループ利用を想定した空間。こちらも、テーブル・椅子が組み替え自由で、天吊プロジェクタも使用可能。人的交流を促すイベントなど、様々なイベントで使われる予定だ。
「サイレント・リーディング・ルーム1」は、会話・すべての機器の利用・飲み物も禁止した静寂を保つエリア。資料の閲覧や、自身の学習など、図書館の中で最も学びに没頭できる学習空間となっている。
なお、同図書館は引き続き3階のリニューアル工事も行っており、居心地よく長時間滞在可能な空間「コモンズ3(ブラウジング)」、個人で図書館資料の閲覧や、資料を活用した学習を行うためのキャレル(個室)を集めたエリアである「コモンズ4(ワーク)」と、「サイレント・リーディング・ルーム2」を整備する。これらを含め、2019年3月にはすべての改修が完了する予定だ。

 

 

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