スクールニュース vol.414
大阪経済大学・エコスタイル クールスポット拠点モデル推進事業
大阪府による屋外空間の夏の昼間の暑熱環境改善を目的とした「クールスポット拠点モデル推進事業」に協賛している株式会社エコスタイルは5月17日、同事業に基づく太陽光発電設備(出力8.25kW)の無償提供を学校法人大阪経済大学に対して行ったと発表した。
大阪経済大学では、大阪市東淀川区役所と「災害に強いまちづくりに関する連携協定」を締結し、大隅キャンパス東西校地北側歩道で同事業の採択を受けた「大阪経済大学クールスポット整備事業」に取組んでいる。これは、防災用公開空地として市より払い下げられた東西140mの歩道をミスト発生器、地上部緑化、壁面緑化によって涼を得る憩いの場「クールロード」とするもの。あわせてかまどベンチ9基も設置し、災害発生時には炊き出し可能な場所となるようにも考えられている。太陽光発電設備は、自家消費型太陽光発電設備としてこれら設備の稼働・維持に用いるほか、停電時の一定の電力確保も期待しているという。
大阪経済大学では、大阪北部地震から1年となる6月18日にお披露目会を地域に対して行う予定。
太閤木下建設株式会社 廃校舎を認定こども園に
東大阪市で平成25年に閉校した旧大蓮東小学校が、同社を含むJV施工を経て認定こども園や公民館などの施設として新たに活用されている。転用にあたってはこども園用のプールを新設している。5月23日に同社発表。
文化庁 旧開智学校校舎を国宝に
5月17日、文化審議会が9件の建造物について国宝・重要文化財に指定することを文部科学大臣に答申。国宝指定を受けるのは長野県松本市の旧開智学校校舎。明治9年に建築された木造2階建て、当時の最新の洋風建築を模範に伝統技術を駆使した学校建築。全国で盛行した擬洋風校舎の中でも先駆的な計画性と高い完成度が評価された。227件290棟ある国宝建造物のうち、近代以降の学校建築として初めての国宝指定となる。
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