スクールニュース vol.418 編集部より
月刊スクールアメニティ創刊400号に際して
本誌、月刊スクールアメニティは、おかげさまで2019年7月号で400号を迎えます。
一口に通巻400号と言いますが、創刊時は発行形態が不定期刊行、その後の隔月刊行を経て、月刊誌となり約35年になります。その間、オールカラー化を図り、より誌面のビジュアル性を高めるとともに、定価も据え置きながら自社努力を重ねてきました。また、本誌はこの35年間、他団体の支援を受けずに、編集の独立性、自主性、中立性を保ちながら発刊してまいりました。そして、当社も設立に参加して昨年発足した一般社団法人「まなびやづくり研究所」の会誌として、新たなスタートをしています。
教育分野の中で、学校施設というカテゴリーはどちらかといえば地味な分野ですが、児童生徒にとってより良い教育、学習環境整備の報道を追求してきました。こうした専門誌が35年間発行し続けることができたのは、弊誌の存在価値を理解し惜しみない協力をしてくださった学識者の先生方、教育委員会や学校関係者、設計事務所の方々等のおかげであることは間違いありません。また、それだけではなく、まさに苦節10年、いや35年の長期に渡り発行することができたのは、何よりも多くの読者の皆様の支えがあったからです。
弊誌を支えてくださった関係各位、読者の皆様に、深く感謝いたします。
児童生徒の減少により、学校が全国から少なくなっていますが、本誌は、編集基本理念として、「子ども達や地域の人びとにとって、より良い学校施設・学習環境の整備」についての情報を全国発信することを変えることなく、今後も邁進していきたいと思います。
さて、こうしたことで、本誌400号を記念して、東京ビッグサイト青海展示棟において、本日より開催される「第10回教育ITソリューションEXPO」、同時開催「第2回学校施設サービスEXPO」(主催:リードエグジビジョンジャパン)に、ひかえめに1コマ出展しています。
今回の出展テーマは、月刊スクールアメニティ発刊400号を記念して出版した実務書「平湯モデル図書館写真集〜子どもたちで溢れる学校図書館のつくり方〜」を中心に展示しています。
ご存じの通り、平湯モデル図書館は、全国の学校、及び公共図書館の図書司書の方々に多くのファンを持つ図書館づくりです。私自身、平湯モデル図書館づくりのファンでもあり、取材を通しても同モデルづくりの図書館の優れた素晴らしさに共鳴しています。それは、本誌の理念でもある子ども達の目線で、子ども達が進んで利用しやすい、子ども達で溢れる図書館づくりを目指しているからです。6月21日(金)まで開催していますので、機会があればぜひご来場いただけることを願っています。
また、7月24日(水)〜26(金)は、日本能率協会主催で開催される「第3回教育施設総合展」内のシンポジウム企画も当社で行っています。学校施設の今、今後をテーマに、文部科学省の担当者様や、識者の方々に、下記の内容でご講演いただくことになっていますので、こちらもぜひご聴講下さいますようお願いいたします。
月刊スクールアメニティ編集長
過去のスクールニュース → http://www.schoolnews.jp/category/schoolnews/
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