スクールニュース vol.420
東京都足立区立千寿小学校の新校舎が完成
足立区が平成29年夏より改築工事を進めていた千寿小学校の新校舎が完成した。平成31年の4月より供用開始している。新校舎の施設規模は、鉄筋コンクリート造(一部鉄骨造)5階建てで、付属棟を含めた延床面積は11,405.29㎡。新校舎の設計コンセプトは『千寿の樹』。これには、一本の樹のもとで子どもたちが出会い、学び、成長していく学校への思いが込められている。建物の中心に設けた『千寿の樹』は中庭や階段、設備シャフト等を内包し、光・風・水など子どもたちの生活に欠かせないものを校内へ運ぶ。
また、新校舎は安心・安全な学校づくりにも力を入れて整備された。災害時に避難所となる体育館には、備蓄倉庫を併設し、さらにガス遠赤外線暖房設備を設置した。その他にも、プール水を利用できるマンホールトイレ、かまどベンチなども備える。そして、車いす対応の多目的トイレを各階に設置し、1階のトイレにはオストメイト対応とした。誰にでもわかりやすいサイン、段差を極力少なくするなど、施設全体でユニバーサルデザインにも配慮をしている。
北海道今金町に新しい総合体育館がオープン
北海道今金町に町民待望の新しい運動施設、今金町総合体育館“あいきゅーぶ”(瀬棚郡今金町字今金435番地391。設計:アトリエブンク)がオープンした。
新体育館は、アリーナとともに1階に武道場、トレーニング室、研修室が入るつくり。アリーナと武道場には床暖房を完備している。また、アリーナを囲む器具庫の上には、一周140mのランニングができるデッキが作られていて、ジョギングやウォーキングを楽しむことができる。
専属のスポーツアドバイザーが常駐しており、トレーニング室の運動器具の使い方や運動指導なども受けることが可能である。その他にも、子育て世代の利用を促す、窓越しに子どもの様子を見ることのできるキッズスペース、災害時には避難所としても利用することから防災備蓄倉庫も整備した。
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