スクールニュース vol.435
文部科学省 令和2年度概算要求
今年度予算比6485億円増(12.2%増)の5兆9689億円を要求。教育再生・科学技術イノベーション・スポーツ・文化の振興による人づくり革命の断行を目的とし、文教施設整備についてはそのための“教育政策推進のための基盤の整備”に位置付けられている。
新規事業として「GIGA(Global and Innovation Gateway for ALL)スクールネットワーク構想」を提案。全小中高等学校と特別支援学校の全教室で高速かつ大容量の通信ネットワークを活用することと新時代の学びを支える先端技術の活用を推進するため375億円を要求している。
その他、“教育研究環境の改善などの推進”として、計画的・効率的な長寿命化を図る整備による児童生徒等の安全と健康を守るため、施設整備費を公立学校に2,323億円、国立大学等に913億円、私立学校に506億円、認定こども園に175億円、それぞれ要求している。
奈良市 小学校を再び学びの場に
平成28年度末で閉校した市立吐山小学校の跡施設について、海外の優秀な人材を受け入れるための介護福祉士養成校と日本語学校に活用したいとする社会福祉法人大和清寿会に貸付ける。9月2日に同法人との賃貸借契約を締結したと発表した。令和2年4月の開校を予定しているのは日本語学校「HAYAMA International Language School(HILS)」と介護福祉士養成校「奈良介護福祉中央学院」で、貸付期間は令和22年3月末日まで。この間の貸付金額は月額73万3,000円で、年額は879万6,000円になる(いずれも税別)。
旧吐山小学校は明治7年開校、平成17年に奈良市と合併した都祁村の小学校として歩んできたが、平成29年4月の4小学校統合による都祁小学校の開校により閉校となった。施設は平成元年築で体育館や機械室などを含めた延床面積は3,180㎡。
過去のスクールニュース → http://www.schoolnews.jp/category/schoolnews/
登録解除は上記サイト上部の「メルマガ登録解除」を選択してください