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Posted on 2019年10月23水 in スクールニュース

スクールニュース vol.446

 

豊島区立巣鴨北中学校を取材して。素晴らしい植栽計画の、地域に開かれた新校舎

先日、夏に新校舎が完成したばかりの豊島区立巣鴨北中学校を取材させていただいた。同中学校は、豊島区立小・中学校改築計画前期計画、最後の1校として整備された。建替えのコンセプトは、『笑顔が溢れる「学びの場」 地域とつながる「巣鴨北中」』である。設計は、岡田新一設計事務所が担当した。
新しい巣鴨北中学校を訪れてまず気づくのが、植栽整備の素晴らしさである。同中学校は、白山通りに近い巣立門と、庚申塚通りに面する翼門が敷地の両端にあり、2つの門は、四季折々の花々が植えられたレンガ通りで結ばれている。また、翼門側には地域に開かれるポケットパークが整備されている。ポケットパークは、翼門の外門と内門の間につくられた芝生広場や、桜の木が植えられた地域開放もできる広場である。この場所は、地域住民の憩いの場として、また近隣保育所の散歩コースにもなるなど、まちのオアシスとなっているようである。
校内は、積極的な内装木質化が施されており全体があたたかい雰囲気。各階に設けられた自由な空間「アクティブスペース」や、明るい日差しが差し込む2階・3階の二層にわたる「学習情報センター」など、魅力ある学習空間がつくられている。
巣鴨北中学校は、豊島区三田教育長のインタビューも含め、今冬のスクールアメニティで、ニューフィエス特集で掲載する予定。

豊島区立巣鴨北中学校、学習情報センター

豊島区立巣鴨北中学校、学習情報センター

 

四国化成工業「ファンルーフ」がグッドデザイン賞を受賞

2019年度のグッドデザイン賞に四国化成工業の「ファンルーフ」が選ばれた。
同製品は、木調の天井材を用いたシンプルで美しい外観が特長のテラス。内部空間の天井をそのまま外部へ延長したような深い軒下が、豊かな生活空間をつくる。夏は木陰をつくり、冬は内部まで日射しを取り入れる。住宅用外装商品であるが、心地よい半屋外の空間をつくれるため、幼児教育空間などにも展開が期待される。

四国化成工業「ファンルーフ」

四国化成工業「ファンルーフ」

 

 

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