Pages Menu
Categories Menu

Posted on 2019年11月09土 in スクールニュース

スクールニュース Vol.451

 

コクヨ2020ワークスタイルフェア 新たな価値を生むアタマ・ココロ・カラダの活かし方

11月5日~8日の4日間、同社東京ショールームにて開催。2020年向けのファニチャー・ステーショナリー新製品とそれらを活用した新たな提案が紹介された。フェアのコンセプトは「be Uniqueアタマ・ココロ・カラダ」。昨年のフェアで同社は、働き手1人ひとりが「ユニークな」個を生み出すこと、その多数の個を組合わせて個人と企業が強くなることを「be Unique」と表した。今回はその次のステージとして「アタマ・ココロ・カラダ」へのメソッドを追加。「アタマ」は脳の作用を利用したパフォーマンス向上、「ココロ」への心地よさや楽しさなどの感情の盛り上げ、「カラダ」の身体的な活性や負荷の低減、に着目したという。
そんな展示会場で真っ先に目に入ってきたのがキャンプやバーベキューなど、アウトドア向けと思える製品の数々。その先で紹介されているのは、執務空間というよりもラウンジなど一息つきたい、リラックスできる場所に置くのがふさわしいと思える製品。ともに今回新たに開発された新製品で前者はアウトドア感覚の執務空間を構築する新ブランド「inGREEN」、後者はオフィスラウンジ家具の新製品だ。

アウトドア感覚を執務空間で実現するinGREENシリーズ

アウトドア感覚を執務空間で実現するinGREENシリーズ

近年の働き方改革を踏まえたオフィスづくりでは、生産性の高い海外企業のオフィスをあり方を参考にこれまでの発想ではありえなかったオフィスが国内でも注目を集めている。問われているのは教育機関も同様で、それは学校現場、もっといってしまえば職員室の中だけではない。その環境は今後どのような方向に進もうとしているのか、それを見ることができると思ったが、頭に浮かぶのは「ここで仕事するのか(できるのか)、かえって緩んでしまわないか」というもの。
素直にそれをぶつけてみると、「これからのオフィスのあり方は、それぞれがこれくらい発想を柔軟にして考える必要がある」とのこと。テレワークの広がりは特定の場所(オフィス)で働くという概念を取り払った。組織内のコミュニケーションが業務に効果的であれば、オフィス内の固定座席は却って阻害要因ともいわれかねない。など、今までの当たり前をこのままでいいのか考え直す一方で、オフィスと対極ともいえるアウトドアの雰囲気が自然体のコミュニケーションを生むという提案、そして心地よく働くという視点から多様化がみられるワークスペースに対しての提案なのだという。

マグネシウムを材料にしたKATEは、見た目以上に軽い

マグネシウムを材料にしたKATEは、見た目以上に軽い

他には、マグネシウムを採用して一脚およそ2.3kgの軽量化を実現したチェアー「KATE(ケイト)」、130mmのダブルガラス仕様で遮音性能を高めたガラスパーティション「プランナーウォールRAYS-EXE(レイズ-エグゼ)」、デスク天板の傾斜角度と昇降を調整できるテーブル「SEQUENCE-TILT(シークエンスチルト)」なども展示、機能や活用シーンの説明を受けることができた。

過去のスクールニュース → http://www.schoolnews.jp/category/schoolnew
登録解除は上記サイト上部の「メルマガ登録解除」を選択してください