スクールニュース Vol.454
次世代へ、新たな学習環境を創造、研究する組織が発足、会誌も同時発刊
AKS学校研究会(青井黒板製作所+教育環境研究所)
新学習指導要領が2020年スタートを機に、子ども達の学びが進化する。それに伴い子ども達は自ら課題を見つけ、自ら学び、自ら考え、自ら判断して学習する等、対話的な深い学び合いの学習形態が推進されるだろう。そのため、こうした学習形態を支える新たな学習環境が求められており、これを構成する空間、校具、ICTなどを統合した次世代の学習環境のあり方を考え、それに伴う適切な環境整備を実現することが必要である。
この程、学校においての最大の校具と言える黒板システムのリーディングカンパニーである青井黒板製作所と学校づくりに長年関わってきた教育環境研究所の専門家集団が、コラボレーションして「AKS学校研究会」が組織された。
新学習指導要領の実施に向け、さらに進化し変わる学びの環境を支援するため、AKS学校研究会は発足した。学校の学習が変わることは、学習の「内容・方法」や学習に関わる人が、新たな学習活動を支え、それを展開するための「場・環境」も変わるということが必要である。こうした学習の要素を効果的にかつ相互に関わり合いながら、新たな授業形態、学習活動が生まれるのである。
その学習の場・環境を構成するのが、学校において全ての学習「空間」であり、黒板や家具備品の「校具」「ICT」など。この3点が揃うことによって、学校での多様な学習活動のための場の設定と、教材・教具、学習成果物などが用意されることによって、児童生徒のよりよい学習環境づくりが可能となるのである。
AKS学校研究会は、教育委員会、私立学校管理者など学校設置者、教職員、保護者や地域の人びとが目指す学習や教育活動について共通理解を図り、計画・設計・学習・教育の専門家集団が学校づくりを支援するための研究集団である。
今後の学習環境は、特に対話的・協同的な活動を生み出す場と、児童生徒の主体的・能動的な学びへ誘う学習環境整備が重要な要素である。
こうした理念などの普及のため、本会は「未来の学びを支える環境と校具」vol.1を発刊。本誌編集内容は、学習建築計画の第一人者でもある長澤 悟氏(東洋大学名誉教授/教育環境研究所 理事長兼所長)と青井哲也氏(株式会社青井黒板製作所専務取締役)の「新たな学びの場を生み出す校具〜学校の変革を担う企業力〜」についての対談、多様な学習が生まれる空間などの写真グラフ紹介など、分りやすく解説している。
【お問い合わせ】
株式会社青井黒板製作所
TEL:03-3387-3330
http://www.aoikokuban.co.jp/
過去のスクールニュース → http://www.schoolnews.jp/category/schoolnew
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