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Posted on 2020年3月06金 in スクールニュース

スクールニュース vol.473


株式会社明治 液体ミルクの災害時用備蓄状況を調査

3月4日発表。調査は同社が展開する「明治ほほえみ防災プロジェクト」と「トクする!防災」プロジェクト(一般社団法人日本気象協会)の共同実施で、「災害時における授乳環境の整備、および乳児用液体ミルクなどの備蓄状況に関する実態調査」として行われた。背景には、自然災害の絶えない国内において、液体ミルクが「被災地で衛生的な水や加熱器具がなくても赤ちゃんの栄養を護ることができる」と注目されていること、内閣府が昨年10月に発出した通知「災害時における授乳の支援並びに母子に必要となる物資の備蓄及び活用について」の中でも触れられていることなどがある。調査は今年1月~2月にかけて実施。全国の地方公共団体1,788のうち26都道府県と841市区町村の合計867件が回答した。
今年1月時点での、災害時の授乳支援やその他母子に必要となる物資の備蓄状況は、唯一紙おむつに60%を超える購入備蓄があるだけで、液体ミルクを含めたミルク類、哺乳瓶やその消毒に必要な物品など、すべてで備蓄なしの回答が過半数を占めた。中でも液体ミルクと哺乳瓶用の消毒用品を備蓄していない割合は7割を超えている。購入備蓄が多いのは紙おむつを除けば粉ミルクと哺乳瓶の29.3%だが、企業や他の地方公共団体との災害協定を結ぶ、流通備蓄で確保しているという回答も一定数あり、多様な手段で備蓄を確保している現状も読み取れると分析している。
液体ミルクは購入備蓄が12.3%、流通備蓄が3.6%、災害協定が12.1%となっているが、この質問に続く今後の備蓄予定では、もっとも多い25.3%が今後の整備予定があるとも回答している。備蓄の必要性を認識しているという回答を足すとその割合は8割を超えるまでになるが、一方で、備蓄していない理由として賞味期限などが短く、廃棄ロスの懸念があるという回答が、ミルク類全体で高いことも明らかになった。このほか、調査では備蓄している液体ミルクのタイプや選定のポイント、賞味期限の迫った液体ミルクの活用などについても聞いている。
詳しい調査結果は「明治ほほえみ防災プロジェクト」・「トクする!防災」プロジェクトのHPで閲覧可能である。

株式会社LoiLo iPad無料貸出の応募受付開始
平成30(2018)年から始めて4回目となる学校へのiPad40台無料貸出を4月から9月の期間で行うと発表。3月4日から貸出先とする学校を募集している。端末のほか保護ケースや充電器もセットになっていて、期間中にかかる通信費や同社のアプリ使用料なども無料。貸し出しを受けた学校は、期間内授業の実践報告書を提出(一度)することが条件とされている。応募締切は3月31日までで申し込みは下記アドレスから
https://forms.gle/msWUY3YKQtzsgtSM7

過去のスクールニュース → http://www.schoolnews.jp/category/schoolnew
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