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Posted on 2020年7月28火 in スクールニュース

スクールニュース vol.502

 

福岡県筑後市 同市南部筑後中学校区の6小学校統合、再編計画を撤回。市民アンケートなどにより、新たに3校案で再編決定

福岡県南部の筑後市は、これまで同市筑後中学校区の6小学校を1校に統合・集約する計画案を同市民に提示した。同計画案では、小学校の適正な児童数を「240人から540人」としているが、築後中学校区では6小学校中5校が200人を下回っていて、うち3校は100人に満たっていなかった。そのため、6小学校を1校に集約して、同中学校区中央部に位置する現水田小学校及び水田コミュニティセンターの敷地に新設する計画であった。また、2019年度から50年間の校舎建設維持のかかる財政負担について6校存続と1校集約案をシミュレーションも提示した。事業費ベースの試算額は6校存続の場合115億5,500万円に対し、当然ながら1校集約では49億7,600万円。一般財源ベースでは34億6,700万円に対し15億4,300万円となり、事業費についてはPFI導入によるコストダウンも視野に入れていた。
しかし、6校統合により大規模化になりすぎ、「きめ細かい教育ができないのではないか」などの不安視など同市民からの意見も多くあり、市民の意見を聞き、再度3校に再編する3案を新たに提示(提示案A.B.Cの3案)して、C案に決定した。※表参考

1204713515-7

C案は、筑後中学校区内の6小学校を二川小学校と新設2校の3校に再編するもの。
新設校の内容は、以下の通り。
水田小学校、下妻小学校、古島小学校を統合し新校を設置。開校は2025(令和7)年4月1日を予定し、設置場所は現水田小学校及び現水田コミュニティセンター敷地に、新築する。
古川小学校、水洗小学校を統合し新校を設置。開校は2025(令和7)年4月1日を予定し、設置場所、校舎整備は現水洗小学校施設を改修して使用。しかし現時点で古川校区の市民から設置場所について懸念も多くあり、再協議をする予定になっている。

 

大牟田市 5中学校を3校に統合する最終案

大牟田市教育委員会は、少子化に伴う同市立学校の適正規模配置計画を公表した。同市内8中学校のうち5中学校を対象に、2段階に分けて再編し、新たな中学校を開校は2025(令和7)年4月1日2027年度4月に3校を開校することを基本とする。また、同市で進めている小中一貫教育の充実については、全校を小中一貫校(原則「併設型」)とする方向で検討する方針。
具体的内容は、大牟田市教育委員会ホームページ参考

 

 

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