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Posted on 2020年9月25金 in スクールニュース

スクールニュース vol.515


文部科学省 GIGAスクール構想の実現に向けた調達等に関する状況(8月末時点)について(速報値)

9月11日、GIGAスクール構想の実現に向けた全国のICT環境整備等について行った調査結果と整備加速に資する好事例をとりまとめ、公表した。
1人1台端末整備のための調達状況をみると、8月末までに納品済みと回答した自治体は、全1,811のうち37(2.0%)ある。ほか、年内予定は496で、内訳によると9月が42、10月が78、11月が73、12月が271となっている(その他32)。そして年度内を予定している自治体が1,271で、ここでは3月が最も多い704である。ただしこれらの合計は1,804、7自治体に年度内整備が完了しない可能性があるとしている。
8月末時点で端末が納品されている32自治体のうち、最も学校数が多いのは加賀市(石川県)の24校(4,688人)で、児童生徒数が多いのは渋谷区(東京都)の8,448人(学校数20)である。また、20校5,247台の納入が完了している飯能市(埼玉県)では、9月1日より学校で使用している。そして9月に納品が完了する42自治体の中では、奈良市に64校2万2,967人分に端末が納品される予定になっている。

飯能市の小学校で配布初日の活用の様子

飯能市の小学校で配布初日の活用の様子

また、状況は刻々と変わっている。8月下旬から順次学校への配布を行ってきた豊島区(東京都)も、9月末までに区立小中学校30校に1万1,481人分の整備が完了することを発表している。

 

徳島県 新型コロナウイルス感染症対策に配慮した避難所運営のポイントをまとめる

9月14日発表。避難所がクラスターとならないよう「過去に例を見ない複合災害への備え」に向け、市町村や自主防災組織による避難所運営訓練などの実践的な取組の参考となるよう、「3密を避けるためのスペース確保」や「パーティションや段ボールベッド等の効果的な活用やレイアウトの方法」などポイントを解説した冊子と動画を作成、HPに掲載している。
冊子は、以下の8項目に分けてポイントを整理。関連内容(居住スペースのポイントを踏まえた全体レイアウト例など)を冊子後半に資料として添付している。
1.事前受付(健康な人と発熱・体調不良者の確認)
2.個別受付(避難所への入所手続き)
3.居住スペース(健康な人のスペース)
4.専用スペース(発熱・体調不良者等のスペース)
5.PPE(個人防護具)
6.食事の受け渡し
7.ゴミ処理(専用スペース)
8.その他(サブ避難所・避難物展示)
また動画はおよそ20分。それぞれのポイントが具体的に理解できる内容で、本資料の作成にあたって徳島県は、今年8月8日に県立鳴門渦潮高校でシミュレーションによる検証を行っている。

過去のスクールニュース → http://www.schoolnews.jp/category/schoolnew
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