スクールニュース vol.561
新型コロナウイルス感染症対策と教育
山口県 県内の全高校生にPCR検査を実施
5月11日の記者会見で知事が発表した。全国初の取組は様々な活動が中止・縮小となった昨年を振り返り、今しかない高校での学びや経験を高校生が続けられることを目指すため。対象は、県内の高等学校等(県立62校、市立1校、私立23校)全生徒と教職員の約4万人で、まずは、本人・保護者同意のもと5月下旬から6月上旬の完了を目指して唾液採取による一斉検査を実施する。
その後は随時検査として、県外との往来を伴う学校行事(修学旅行など)や各種大会・コンクールへの出場、県外出身寮生の帰省などでは、県内に戻ってきて後に検査を実施する。県内で開催される大会などでは、事前に検査する体制を整えるという。期間は令和4(2022)年3月末まで。
また、小中学校なども含めた県内各校や大会主催者などを対象とした臨時研修会を5月下旬に実施。関係機関による感染症の最新情報の提供や学校行事等における留意点等を共有するという。
群馬県 廃校舎にワクチン接種センター(仮称)を開設
5月13日発表。ワクチン接種に時間を要する地域を補完、県内のワクチン接種の加速化などを目的に、県営ワクチン接種センター(仮称)を開設する。設置場所は医療関係者が県内で比較的少なく、高齢者接種に支援が必要と見込まれる東毛地域。太田市の旧韮川西小学校の跡施設を使用する。
開設は6月初旬を予定しているが、試験運用を5月24日から始め、11月末ごろまでの予定。試験運用期間中は不定期に1日およそ100人の接種とするものの、本格運用後は1日最大1,000人のワクチン接種を毎日予定している。
旧韮川西小学校は、同じ市内の太田東小学校・北中学校ともに令和3(2021)年度から北の杜学園(義務教育学校)に再編された。
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