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Posted on 2021年5月25火 in スクールニュース

スクールニュース vol.563

 

やってみると分かること(つくし野ビオトーププロジェクト 2021 年5月)

5月 15 日土曜日の午後、つくし野ビオトーププロジェクトは定例活動「畑のお世話~サツマイモの苗を植えよう!」をプロジェクト専用畑で行った。強風に舞うプロジェクトの旗のもと、感染症対策に注意しながらの活動には 18 家族 58 名(うち子ども 25 名、スタッフ含む)が参加した。

吹き続ける風を受けて元気に舞うプロジェクトの旗(スタッフ手伝いのRSさん撮影)

吹き続ける風を受けて元気に舞うプロジェクトの旗(スタッフ手伝いのRSさん撮影)

今回も野菜の収穫体験が提供されたが、収穫するには何が必要なのか。自分が植えた苗からサツマイモを収穫する体験を得るため、この日は苗を植える。そう、秋には収穫をする。「植える体験ができてよかった」ではなく、ちゃんと収穫できるように植えなければならない。

タマネギやハツカダイコンを収穫後、中村顧問がトラクターで耕す(スタッフ手伝いのRSさん撮影)

タマネギやハツカダイコンを収穫後、中村顧問がトラクターで耕す(スタッフ手伝いのRSさん撮影)

当たり前すぎることにも、注意するべきことは必ずある。集まった参加者に、小池常雄プロジェクトリーダーはどうやってサツマイモの苗を植えるか説明する。苗を寝かせて船の形を描くように深く植える「船底植え」と呼ぶ方法で植えていくが、ポイントの1つに「深く」植えることがある。雨などによってウネの土が流れてしまっても、サツマイモの頭が出てしまうことを防ぐためだ。葉が茂ってから土をかぶせ直すのは難しい上、頭を出したイモは格好のネズミのエサ。いいことが何もない。最初が肝心というわけである。

「植える深さは手が隠れるくらい」と、実際にやってみる

「植える深さは手が隠れるくらい」と、実際にやってみる

「深く」植えることは、サツマイモが苗からどうやってできるのかと一緒に、作業前に小池リーダーも説明するが、いざ始まると「もっと深く」という声がする。大人でもそうだが、やはり体験してみないと、そして繰り返さないと、身に着かない。それでもおよそ1時間余でスタッフと一緒に植えた苗の数はおよそ250本。そして前回に続き、自宅でやってみようと配布された苗がおよそ50本あった。

250本の苗に水やりまでしてこの日は終了

250本の苗に水やりまでしてこの日は終了

合計300本の苗は、秋に何を見せてくれるだろう。
これまでたくさんの実りをくれた畑の作物もジャガイモとソラマメを残すのみ。夏はもうすぐだ。

この日のサプライズ。上越の山中で拾われたイノシシ(若いメス)の頭蓋骨にちょっとびっくり

この日のサプライズ。上越の山中で拾われたイノシシ(若いメス)の頭蓋骨にちょっとびっくり

 

 

文化庁 西脇小学校の木造校舎を重要文化財に指定

5月21日発表。文化審議会文化財分科会が7件の建造物を新たに重要文化財に指定することを答申。昭和39(1964)年の東京オリンピックを機に建築された代々木競技場第一体育館・第二体育館や最初期に築かれたレンガ造灯台の御前崎灯台とともに、旧西脇尋常高等学校第一校舎・第二校舎・第三校舎が選定された。昭和9(1934)~13(1937)年に木造2階建てで建築され現在も西脇市立西脇小学校の現役の校舎として使われている。

2016.11

文部省の制定した設計基準に準拠しながら近年バリアフリー化や耐震補強を行い、昭和初期の木造学校建築の典型的な姿を現代に伝える歴史的価値が評価された。この指定により、重要文化財の指定を受けた学校建築は44件85棟になった(うち国宝1件1棟含む)。

 

 

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