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Posted on 2021年6月08火 in スクールニュース

スクールニュース vol.566

 

品川区立城南小学校・城南幼稚園を取材して

先日、品川区立城南小学校・城南幼稚園を取材させていただいた。
城南小学校は、開校して145年の歴史を持つ品川区でも屈指の伝統校である。改築事業にあたっては、校舎建設部分の文化財発掘調査を実施し、江戸時代の陶磁器片等が出土した。新校舎には、学校の歴史を物語る開校記念室もつくられている。
学校は、旧東海道と京浜急行線高架鉄道との間にあるまさに都心の学校である。正門は、旧東海道沿いに面している。新校舎外観も学校にしては珍しく黒を基調としており、周囲の風情ある景観と見事に調和している。また、城南小学校は城南幼稚園との一体型施設であり、小学生は正門から階段を上り2階の昇降口へ。幼稚園は1階がそのまま園庭、エントランスへとつながるつくりだ。
都心の狭隘地にあることから、給食室を校舎地下1階に、屋内運動場を校舎の地下2階に設置。プールは4階屋上に小学校用と幼稚園用をそれぞれ設けることで敷地の有効利用が図られている。敷地西側に設けられたロングパイル人工芝グラウンドは子ども達にとって都会のオアシスである。また、グラウンド周辺など外構部分の緑化に加えて、学校でも子ども達や教職員が、花壇やプランターなど積極的に花や緑を育んでいて大変明るい雰囲気の学びの環境と感じた。

素晴らしい人工芝グラウンドで子ども達が駆け回る

素晴らしい人工芝グラウンドで子ども達が駆け回る

品川区立城南小学校・城南幼稚園については、校長先生、副校長先生へのインタビュー他、梓設計による設計ノート等を収録して、スクールアメニティで特集掲載する予定です。

 

 

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