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Posted on 2021年6月22火 in スクールニュース

スクールニュース vol.569

 

「月刊スクールアメニティ」編集部より

月刊スクールアメニティ8月号で「変革が進む高等学校とその施設」として掲載予定の、新しいタイプの高等学校3校を簡単に紹介します。

1.福島県立ふたば未来学園中学校・高等学校
同校は、3.11東日本大震災、福島原発事故というわが国が経験したことがない、全世界的にも類を見ない複合災害からの復興を願い、福島県双葉郡の「双葉の教育の灯を絶やすことなく灯し続けたい」という強い願いと、復興が実現した証としてのシンボル的な学校として新設されました。建学の精神は、自らを変革し、地域を変革し、社会を変革する「変革者たれ」とし、未来志向で、変革を成し遂げる人材を育成することをめざしています。
同高校では、双葉地区のオリンピック選手を支援する会も発足し、金メダルが期待されているバトミントンの桃田賢斗選手他、女子サッカーなでしこジャパンにも同校出身の数名の選手が出場予定とのことです。

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2.東京都立赤羽北桜高等学校
同校は、「東京都立高校改革推進計画」に伴い、東京都北区西が丘の多くのアスリートがトレーニングする「味の素ナショナルトレーニングセンター」に隣接していた東京都立赤羽商業高等学校が廃校となったその施設機能を、新学科用施設にリニューアルされ今春開校されました。
その専門学科は、今まさに社会が求める人材を育成する「家庭学科」の保育・栄養科(幼児教育・保育系、栄養・健康系)、調理科、「福祉学科」の介護福祉科が設置されている新しい高校です。もちろん、大学への進学をめざす高大連携教育もあり、キャリア人材として即社会で活躍する人材の育成もめざしています。

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3.広島市立広島みらい創生高等学校
同校は、広島県と広島市が共同で統合高校の再編をした高等学校です。広島県立と広島市立の6校を統合再編して整備されました。定時制課程と通信制課程との併修や、午前・午後・夜間の幅広い時間帯の中から授業が選択できるなど、これまでの枠組みに捉われない新たな可能性がある、まさに「フレキシブルスクール」の単位制の高校です。生徒を学級(クラス)単位に編成しないので、どの教科・科目を履修すべきかについては、学年担任の役割を担うチューターが生徒の相談に応じ、履修指導を行うタイプです。

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月刊スクールアメニティでは、久しぶりの高等学校特集となります。ご期待ください。

 

 
過去のスクールニュース → http://www.schoolnews.jp/category/schoolnews/
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