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Posted on 2021年8月31火 in スクールニュース

スクールニュース vol.586

 

キッズデザイン協議会 「第15回キッズデザイン賞」受賞作品234点を発表

昨年の会場風景。今年も会場+オンライン開催予定

昨年の会場風景。今年も会場+オンライン開催予定

第14回 最優秀賞、まごころ学園(福祉障がい児入所施設)表彰の様子

第14回 最優秀賞、まごころ学園(福祉障がい児入所施設)表彰の様子

特定非営利活動法人キッズデザイン協議会は、8月25日に、「第15回キッズデザイン賞」の受賞作品を発表した。キッズデザイン賞は、子どもの安全・安心と健やかな成長発達に役立つ優れた製品・空間・サービス・研究活動を顕彰するもの、今年の受賞作品は234点にのぼった。2007年のキッズデザイン協議会創設以来、累計応募数は5,785点、受賞数は3,439点を数える。
今年は、コロナ禍が続く状況の中、今回は新しい生活様式において過ごす時間の充実、安全・安心の向上を図る住宅や住宅関連設備などの応募に増加が見られた。また、昨年に引き続きSDGs(持続可能な開発目標)の実現を目指した作品も多く、企業の取り組みが多岐にわたっている。応募の中でも、SDGs自体の理解を深めるきっかけの提供のみならず、健康と福祉、教育の質、多様性の需要や平等、生産と消費をはじめとした個別の目標に関わる作品が多くみられ、キッズデザインとSDGsのつながりの強さ、相性の良さをみてとることができる。
また、オンラインの特性を活かした、子ども向けの製品、サービスも多くみられ今後の展開が期待される。教育現場では、コロナ禍によって遠隔授業の導入も進んでいるが、オンラインによって教育活動が制限される部分も多い。オンラインでも子ども達の好奇心を刺激するワークショップや体験活動などの受賞作品に注目したい。
新型コロナウィルスの感染拡大により、子ども・子育てにも大きな影響が及ぶ中、今年から子どもが本来備えている感受性、想像力、対応力が生み出す「生き抜く力」に焦点をあて、それをサポートし、強化するデザインを顕彰する「BEYOND COVID-19特別賞」が新設されたことが、今年の大きなトピックである。
234点の受賞作品の中から選ばれる最優秀賞などの発表と表彰式は、9月29日に六本木アカデミーヒルズで行われる予定。

 

 

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