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Posted on 2021年10月12火 in スクールニュース

スクールニュース vol.592

 

松山市 愛光中学・高等学校が新校舎を建設

愛媛県松山市にある愛光中学・高等学校(学校法人 愛光学園:松山市衣山5-1610-1)が新校舎を建設中だ。
同校は、愛媛県屈指の進学校として知られるが、1972年より使用していた校舎の老朽化のため、子ども達のための素晴らしい学習環境整備を目指し改築することとなった。2019年11月までに基本・実施設計を行い、同12月から工事開始、2021年8月に新校舎が完成。現在は、2023年3月までの計画で、2期工事、既存校舎の解体、体育館等の建設を進めている。
今回のプロジェクトでは、キャンパス全体をSchool Villageと名付け、「本部棟・Bridge」、「教室棟」、「教員棟」の新校舎がそれぞれ配置されている。どの校舎も円形でデザインされ、中庭とリング状の廊下でつながり、拡がっていくつくり。これは、同学園が、日本における丸は、輪を作り、和を保つものであり、和敬、調和、和親、柔和、和楽、平和、和合、融和等々、日本そのものも、「和」と表現されることから、円形が新校舎のデザインモチーフとなっているとのことである。
本部棟は、毎朝、生徒が学園のゲート(門)を通り学校生活の一日をスタートさせる場所。品格あるデザインとなっている。2階吹抜けの[Welcome Hall]は光を取りこみ、学園の伝統と歴史に触れ合う場所となっている。
教室棟は、中学棟と高校棟に分かれており、教室の両側には大きな窓があり、どちら側を見ても豊かな緑がいっぱいに広がる快適な学習環境が整えられた。また学年ごとに設けられた[Innovative Lounge]は、休み時間の自学や、友達とのランチなど、個人からグループ活動まで、多様な活動を支援する空間。
教員棟は、学園全体を見渡すことができる場所に配置し、生徒を見守る。ガラス張りの建物は、教員をいつでも身近に感じられるように、いつでも気軽に相談にいけるようにと、生徒と教員の距離を縮まることをねらいとしている。
なお、2期工事の新体育館は、グランドに直接面し、新校舎からも渡り廊下で直接2階に繋がる計画とのこと。アリーナ、柔道場などを備え、講堂として利用する際には、電動式の階段状の観客席が設けられる予定である。

 

 

 

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