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Posted on 2021年11月30火 in スクールニュース

スクールニュース vol.601

 

グリーン購入ネットワーク 第22回グリーン購入大賞
11月24日発表。公立大学法人長野県立大学が優秀賞(行政・民間団体部門)に選ばれた。同大は平成30(2018)年の開学当初からSDGsを重視した教育、地域支援、キャンパス整備に取り組み、その一環として今年4月からの電力調達を長野県内での水力発電を由来とする再生可能エネルギーに切り替えた。国公立大学として初めての再エネ100%であり、キャンパスのCO2排出量は4分の3を削減、学生の環境意識の向上や環境配慮活動の実践にもつながっているという。審査では、国公立大学初の実践であることと、地域特性に合わせた取組方があらゆる企業や団体の参考になる点が評価された。
同大の金田一真澄学長は受賞にあたり、「学生への教育だけでなく、地域や自治体に向けて、持続可能な地域社会づくりの支援・啓発を行ってきました。受賞を励みに、これからも地域社会への貢献を進めてまいりますとともに、教育・研究の充実に努めて参ります」とコメントしている。
同賞は「グリーン購入」の普及・拡大に取り組む団体を表彰する制度として平成10(1998)年に創設され、近年は、SDGs目標12「持続可能な消費と生産のパターンを確保する」を踏まえ審査・表彰の領域を拡大。持続可能な調達(消費と生産)を通してグリーン市場の拡大に貢献した取組、SDGs(持続可能な開発目標)の目標達成に寄与する取組などを募集対象としている。第22回は大賞・優秀賞に5例ずつの計10団体が選ばれ、大賞受賞団体から環境大臣賞(株式会社キミカ)、経済産業大臣賞(NGP日本自動車リサイクル事業協同組合)、農林水産大臣賞(不二製油グループ本社株式会社)がそれぞれ選出されている。

文化庁 木造校舎を登録有形文化財に
11月19日発表。同日開催の文化審議会文化財分科会が、建造物1件の国宝、10件の重要文化財指定と、91件の登録有形文化財への登録を文部科学大臣に答申した。学校分野は新たに7件が登録されているが、和歌山県田辺市にある旧上秋津小学校校舎が含まれている。昭和28(1953)年につくられた片廊下式の木造校舎は、2階背面側丘上に避難路を設けるなど防災を重視したつくり。長く地域に親しまれる下見板張りの校舎は、現在、体験型グリーンツーリズム施設「秋津野ガルテン」として地域づくりの拠点を担っている。

秋津野ガルテン(平成29(2017)年撮影)

秋津野ガルテン(平成29(2017)年撮影)

 

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