スクールニュース vol.617
三菱ふそうトラック・バス株式会社 学校給食配送車に電気トラックを納車
2月7日、愛知県武豊町に電気小型トラック「eCanter」を納車したと発表した。これは同社が国内で初めて量産化した電気小型トラックで、車両総重量は7.5tクラス。急速充電なら約1.5時間、普通充電ならば約11時間でおよそ100kmの航続距離を確保し、走行時に排出ガスを一切出さない。納車は2月2日で、同町は学校給食の配送に活用する。同社によると地方公共団体での活用は2例目、直接納車は初の事例になるという。
香川県 アカエイを学校給食に提供
栄養豊富で味もよく、瀬戸内でたくさん獲れるにもかかわらず、あまり利用されてこなかったアカエイの有効利用を研究している高松市瀬戸内漁業協同組合青年協議会が、県内の飲食店や料理研究家の協力のもとアカエイメニューの試作品を開発。このうち「ヤンニョムエイ」を学校給食用にアレンジして、三木町立三木中学校の2月10日の学校給食に提供する。2月7日に発表した県によると、漁獲対象種の多様化と単価の向上、漁業経営の安定化を目指す「地魚販路拡大対策事業」の一環で、県内の学校給食にアカエイが提供されるのは確認できる範囲で初めてという。
岡山市 通学路合同点検を実施
令和3年8月から10月にかけて実施した市立小学校91校(分校含む)の通学路合同点検の結果を2月2日に発表した。点検は教育委員会のほか道路管理者や警察・学校・PTA・地域の方などが、425か所を実施。このうち137か所で改修など(路面標示・道路拡幅・パトロールの必要性など)、道路管理者や警察による対応が必要とされた。合同点検を受けて同市教委は、用地取得や道路形状の変更など中長期な対策の検討が必要な場所もあり連携を図って改善に努める。通学路は生活道路の一部でもあり、みんなが安全安心に通行できる環境づくりが求められる、と話している。
福井県 県立大学に恐竜学部(仮称)を計画(令和4年度予算案より)
2月10日の知事記者会見で発表。県立大学古生物学関係新学部開設事業として4429万1000円を計上。勝山市の県立恐竜博物館敷地内の隣接地に、恐竜学、地質・古気候学などを学ぶための新学部棟を整備する。4年度は地質調査と基本設計に取り組み、開設は令和7(2025)年4月を予定。
過去のスクールニュース → http://www.schoolnews.jp/category/schoolnews/
登録解除は上記サイト上部の「メルマガ登録解除」を選択してください。