スクールニュース vol.633
箕面市 全市立小中学校に太陽光発電合計約3,000kWを整備
4月6日、今年度中に全市立小中学校22校の20施設(小中一貫校を含む)で、太陽光発電設備の設置と屋上防水工事をセットで実施すると発表した。同市は既に各施設の屋上に10kW容量の太陽光発電設備を設置しているが、さらに各施設に150kW容量を整備、全校合計3,000kW程度の追加を想定している。2023(令和5)年4月の運用開始を目指し、発電が始まれば学校の使用電力のおよそ57%、標準的な一般家庭の1日の消費電力約685軒に相当する発電により、年間の電気料金約8,300万円の削減を見込む。
CO2排出量もおよそ57%の削減を見込むなど、脱炭素・環境学習にも活用できる事業にかかる費要は約17億8,400万円。このうち半分は国の令和3年度補正予算を最大限活用する。残りを市債+一般財源として、同市の実質負担は総事業費のおよそ1/4となる約4億4,600万円を見込んでいる。
株式会社LoiLo 「みんなの授業案」でICTを活用した授業案300以上を公開
4月1日発表。双方向授業を作り出す授業支援クラウド「ロイロノート・スクール」を提供している株式会社LoiLoは、1人一台時代の授業づくり支援を目的に、授業案を学年・科目・単元ごとにまとめたWebページ「みんなの授業案」を公開したと発表した。
授業案はすべて「ロイロ認定ティーチャー」が作成したもので、これは、同社が1人一台の環境で児童生徒が主体的に学ぶ授業づくりを先導する教員として認定、ICT活用の発信、教員自身が学ぶコミュニティなど、様々な支援を提供する仕組みである。
「みんなの授業案」には、小学校から高等学校までの各学年の各教科・単元で整理された300以上の授業案が並ぶ。それぞれ解説動画と使われているワークシートも添付されていて、今後も追加していく予定という。同社では、1人一台時代の授業づくりに役立ててほしいと同社では話している。
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