スクールニュース vol.71
神奈川県秦野市 西中学校等複合施設整備
敷地が連続している市立西中学校と西公民館・消防署西分署において、老朽化の進んでいる施設を一体的に整備する複合施設化の計画が秦野市で進められている。これは、同市が策定した「秦野市公共施設再配置計画」におけるシンボル事業の1つと位置づけられている。
複合化が計画されているのは西中学校の学校施設機能(アリーナ・屋内水泳プール・武道場・調理室・音楽室・美術室など)・生涯学習機能・消防分署機能をもつ施設。そして、事業をDBO(公設民営)方式として設計施工から管理運営までを包括して委託する。委託期間において、事業者は学校教育の運営に支障がない範囲で市民向けの生涯学習講座などの事業を行うことができる。
事業者の選定は公募型プロポーザルとして、募集要項の公表は12月が予定されている。事業期間は、平成27年9月〜29年12月までを建設期間とし、29年9月〜39年8月までを指定管理者方式による管理・運営委託とする。ただし、管理運営に消防西分署は含まれない。
秦野市では現在、本事業の整備運営方針について、市民並びに市内勤務・在学者を対象とした意見募集を行っている。
中部大学 スマートグリッドによるキャンパスの省エネ
中部大学では、清水建設と共同で春日井キャンパスのスマート化計画に着手した。平成24年から取組んだ共同実証実験を踏まえての試みで、平成28年度中にも全学部のスマート化を実現し、過去最高の電力使用を記録した平成22年度比で20%の契約電力総量、25%のCO2削減を目指すとしている。また、太陽光発電や蓄電池によって、災害発生時のBCP機能の向上も図る。
環境省からの補助金を活用して太陽光発電230kw、コージェネ設備85kw、蓄電池234kwhを導入する。具体的には学内の各学部ごとに11のスマートグリッドを構築して、電力需給を制御、清水建設開発のスマートBEMSが目標値を超えると予測した場合には発電・蓄電設備から電力を供給することでの電力ピークカットを図る。
詳細は清水建設10月17日発表資料を参照
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