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Posted on 2022年6月01水 in スクールニュース

スクールニュース Vol.643

 

大阪市 教育支援センターをリノベーション

5月27日発表。市内3か所に開設、不登校児童生徒の学習支援や教育相談を行っている教育支援センターのリノベーション工事が完了した。西成区の旧弘治小学校に設置した「教育支援センター花園」(2020年度開設)、東淀川区の小中一貫校むくのき学園に設置した「教育支援センター新大阪」(2021年度開設)に続き、生野区の旧鶴橋中学校に設置した「教育支援センター桃谷」(2021年度開設)のリノベーションが完了。5月30日より利用を再開している。
リノベーションにあたっては、開設時よりイケア・ジャパン株式会社IKEA舞浜から家具・インテリア雑貨など備品の寄付、「心理的負担が図れる居心地のよい空間の創出」というコンセプトに基づいたデザインの協力を受けている。

株式会社イトーキ 試座できるチェア展示会を土曜日に開催

5月30日発表。在宅勤務やテレワークの浸透を受け、自宅でタスクチェアを使いたいが購入前に座ってみたいという悩みがあがっているという。こうした声を受けてイトーキでは、6月11日・7月9日・8月6日の土曜日の3日間(10時~18時30分)、日本橋馬喰町オフィスでチェア展示会を開催する。

展示商品の一例

展示商品の一例

感染症対策として、人数(各回4組)・時間(40分間)を制限した予約制となるが、バーテブラ03やアクトチェアのほかゲーミングチェアや一部のデスクなども用意され、来場者は様々な製品を実際に試すことができる。申し込みは以下のアドレスから
https://shop.itoki.jp/shop/pages/chairexv.aspx

文部科学省 学校施設等の防災・減災対策の推進に関する調査研究協力者会議(第2回)

5月30日にオンラインで開催された。近年の災害・防災関係機関の動向を踏まえて今後の学校施設の防災・減災対策を推進するための調査研究が目的で、昨年12月の第1回開催時に水害対策の検討を行うことが決められた。2回目となるこの日の会議では、同会議の下に設置された学校施設の水害対策検討部会が検討してきた「水害リスクを踏まえた学校施設の水害対策の推進に向けて」(中間報告案)が示された。
中間報告案は、「学校施設の水害対策の基本的な視点」として、発災時に学校施設として第一に果たすべき役割(幼児児童生徒などの安全確保や学校教育活動の早期再開、公共施設としての地域防災上の役割)や、ハザード情報を踏まえたソフト・ハード両面からの検討、そのための治水担当や防災担当との連携体制の構築などを指摘する。
そして、「学校施設の水害対策の検討の枠組み」において、「域内のハザード情報の把握」・「域内の水害対策の取組の方向性や優先度の検討」・「個々の学校施設の対策内容の検討」という3つの側面から、地域の実情に応じて検討することを想定している。中でも方向性や優先度を検討するにあたっては、まず、浸水発生時の学校施設の脆弱性を「人的被害・社会的損失(学校教育活動の長期中断や避難所機能の喪失など)・経済的損失(復旧にかかる負担など)」の3点で確認。そのうえで、浸水の頻度と浸水深を二軸に事前避難などのソフト対策による対応、施設整備によるハード対策の対応の範囲を見定める検討をすることとまとめている。
この中間報告案に対して、出席委員からは「他の災害対策との間でのバランスのとり方」「いかに自分事として捉えてもらうかという反面、現場への負担増にはなってほしくない」などの意見が出された。この日の意見も踏まえて今月にも中間報告が公表される予定で、年度末の最終報告に向けた検討が引き続き行われていく。

 

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