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Posted on 2022年6月29水 in スクールニュース

スクールニュース Vol.650

 

「IEE学校づくりセミナー2022 in東京」開催

2022年6月23日(木)、(株)教育環境研究所は、学校づくりセミナー2022in東京を、虎ノ門タワーズオフィス カンファレンスRoom7で開催した。
教育環境研究所は、1988年に創業した学校施設計画を専門とする研究所。学校建築の第一人者である長澤悟氏を所長とし、学校建築に関わる調査や、基本構想、基本計画、設計等に数多くの活動を続け34年目を迎える民間シンクタンクである。
今回は、『令和の時代の学校づくり』というテーマで、セミナーをリアル開催。教育委員会や学校法人、設計事務所、学校教職員など、日頃学校施設づくりに関わっている多くの関係者が参加した。
はじめに、教育環境研究所の小池徳彦代表取締役社長が、研究所のこれまでの活動と、学校建築の変遷に触れ、主催者挨拶を行った。
続いては、文部科学省の学校施設の在り方に関する調査研究協力者会議副主査、新しい時代の学校施設検討部会部会長も務め、長年、学校づくりに関わってきた同研究所所長の長澤悟氏による講演である。今の学校づくりを取り巻く状況や課題について解説した上で、先般まとめられた新しい時代の学びを実現する学校施設の在り方(最終報告)で示された方向性について述べられた。学校空間のキーワードとしては、学年コモンズや教科コモンズ、STEAMコモンズ、教職員コモンズ、共創コモンズなど、協同・協働・共同・交流を支える学校空間となる“コモンズ”で構成される学校空間が重要になってくると話された。社会状況や学びの形が変わっていく中で、『新しい学びは、新しい空間が生み出す』という言葉を投げかけ、参加者は熱心に耳を傾けていた。

長澤悟氏による講演の様子

長澤悟氏による講演の様子

長澤悟氏の講演の後、教育環境研究所創業以来の協力者であり、セミナー後援者でもあるプラス株式会社 代表取締役社長の今泉忠久氏が挨拶。同社会長と長澤悟氏の34年前の創業時に思いを馳せながら、プラスが家具メーカーとして歩みを進めると同時に、教育環境の向上にも力を入れ続けてきたことを熱く語り、多くの参加者と共に、久しぶりのセミナーリアル開催ができたことを喜んだ。
最後に、参加者による交流会と、プラス(株)のオフィス見学会が開催された。プラス担当者が、“人は出会いながら、はたらく”をコンセプトに作った『DEAI』本社・虎ノ門オフィスを案内。プラスが考えた最先端のオフィスのあり方、働く環境について、多くの参加者が関心を寄せていた。

 

 

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