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Posted on 2022年7月08金 in スクールニュース

スクールニュース Vol.652

 

今日のミッションは食べる?(つくし野ビオトーププロジェクト2022年6月)

つくし野ビオトーププロジェクトが特別活動「ソラマメを収穫しよう!」を行った6月4日は、七十二候で麦が金色の穂をつける麦秋至(むぎのときいたる)季節とされるが、プロジェクト専用畑の主役はソラマメだ。昨年のこの活動で収穫した一部を保存して、冬の活動で植えたソラマメは大きく実り、サヤがその重さで頭を垂らしている。3月ころからは作物の成長が活動のタイミングを左右することが多く、つくし野ビオトーププロジェクトではそれらの収穫体験を特別活動で実施している(その様子はプロジェクトのブログを参照)。
集まった子ども達18名に絵本で知られる「そらまめくんのベッド」ってなんだ、とお話を始める小池常雄プロジェクトリーダー。これは、サヤの中でソラマメを包んでいるワタのことで、食卓で料理が出てくるのを待っているだけなら見たことないかもしれないが、食べるとほんのり甘くておいしい(らしい)。「食べてみて」と子どもと一緒に話を聞いているお父さん達にも呼びかける。

本物の「そらまめくんのベッド」はどうなっている? 小池リーダーの手元を見ようと身を乗り出す子ども達

本物の「そらまめくんのベッド」はどうなっている? 小池リーダーの手元を見ようと身を乗り出す子ども達

小池リーダーは続けて、これからとるソラマメは、3つの種類に分けることができると話す。サヤ全体が黒いソラマメ、オハグロと呼ばれるヘソの部分が黒いソラマメ、オハグロが黒くないソラマメだ。サヤ全体が黒くなってしまったものは種にせざるを得ないが、そうでないソラマメは食感がホクホクしているものとシットリしているものに大別できる。作る料理によって使い分けるとよい…と、「食」の話題は保護者も眼差しが真剣だ。
収穫はまずすべての株を土から抜いて、その後ソラマメのサヤを取り外して選別する方法がとられた。自然な姿勢でできるので、サヤの外し漏れが出にくくなることと、身体への負担も少ないだろう。ただし、土にしっかりと根付いたソラマメの株を抜くことに子ども達は一苦労。腰をかがめて、一気に引くと抜けた反動で後ろに尻もち…隣のジャガイモは大丈夫?

この姿勢ではソラマメはビクともしない。一段、二段と身を低くしてやっと抜ける

この姿勢ではソラマメはビクともしない。一段、二段と身を低くしてやっと抜ける

大人も子どもも皆でソラマメの選別。たらいにいっぱいのソラマメは何杯集まった?

大人も子どもも皆でソラマメの選別。たらいにいっぱいのソラマメは何杯集まった?

持ち帰ったソラマメの調理写真も掲載された活動報告のプロジェクトのブログはとても彩り豊か。レシピ集などに整理してみてもと思ったが、真似てつくっても参加者の感想(野菜嫌いの子が食べる)のようにはならないだろうとも思った。材料はすべて「子どもが自分でとった野菜」。多忙極まりない中で体験する意味、17年間活動を続ける意義の1つがここにあるからだ。

作業後は耕運機で土を耕す様子を見学。「そらまめくんのベッド」に負けないフカフカの土になる

作業後は耕運機で土を耕す様子を見学。「そらまめくんのベッド」に負けないフカフカの土になる

 

 

株式会社LoiLo 共有ノート大研修会を8月に開催

授業支援クラウド「ロイロノート・スクール」に新たに備わった共同編集機能「共有ノート」の教科別活用法を学ぶ大研修会が8月18・19日の2日間、オンラインで開催される。時間は14時~16時30分で、18日は理科・算数/数学科・情報科・総合/探求、19日は英語科・国語科・社会科/地歴公民科・技能科目と科目ごとに行われる。参加費は無料で、参加できなかった科目も後日アーカイブ配信される予定になっている。6月10日発表。
共有ノート機能は、複数の児童生徒(ユーザー)が1つの画面を共同編集することができるロイロノート・スクールの新機能で、1つのテーマから考えを広げていくブレーンストーミング、グループの意見を共有したまとめ、振り返り、壁新聞やレポートの共同編集など多様な活用が期待できる機能。6月27日現在試用期間中にあるが、正式なリリースを目指して鋭意製作中とのこと。
研修会の詳細・申し込みは
https://help.loilonote.app/–627c60bb83003700230c7651 を参照。

LoiLo

 

茅ヶ崎市・コスモ石油マーケティング株式会社 小中学校などに再生可能エネルギーを導入

6月30日発表。7月から、市内の小学校19校、中学校13校のほか、市庁舎や下水道ポンプ場など市の52施設の電力を再生可能エネルギー由来のものに切り替える。電力は「コスモ電気ビジネスグリーン」を活用した、風力発電とそれに紐づくトラッキング付非化石証書を組み合わせたもので、年間の電力使用量約1,059万kWhは市の全施設が使用する49%(2020年度実績)を占め、CO2排出量に換算すると年間約5,136t(同36%(2020年度実績))の削減になるという。
茅ヶ崎市は昨年4月、寒川町と共同で「気候非常事態宣言」を表明。2050年カーボンニュートラルの実現を目指した取組を進めている。今回の再生可能エネルギー100%電力導入施設には、利用の周知を図るポスターを掲示。持続可能なまちの実現に向けて、積極的に取り組んでいくとしている。

 

公益財団法人ヤマハ発動機スポーツ振興財団 スポーツチャレンジ賞の候補者推薦を募集

7月1日発表。スポーツの大きな成果に対して、献身的かつ情熱的な活動で「縁の下から支えた」人物や団体の表彰を2008年度から行っていて、第15回となる2022年度の候補者推薦募集を開始した。表彰を通して取組に敬意を表し今後のさらなる活躍を願うとともに、新たな行動を起こすことや挑戦する心が社会に浸透していくこともねらっている。そのため、大きな成果に対する貢献だけでなく、ロールモデルとしてより良い影響を期待できることや、さらなる発展・活躍を期待できることが選考のポイントになる。推薦は財団HPhttps://www.ymfs.jp/prize/recommend/)にある推薦状に必要事項を入力の上送信する。受付は9月30日まで。

 

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