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Posted on 2023年3月24金 in スクールニュース

各地の学校再編について

スクールニュース vol.704

2023(令和5)年4月開校の新設校などについて
 茨城県つくば市は、4月に「香取台小学校」「研究学園小学校」「研究学園中学校」を開校する。香取台小学校は島名小学校、研究学園小学校・中学校は学園の森義務教育学校の大規模化に伴う分離新設校として、それぞれ設置される。開校式を4月5日に行うと3月22日に発表。
 3月20日、さいたま市は知的障害を併せ有する肢体不自由特別支援学校の「ひまわり特別支援学校」に、知的障害教育部門の高等部を設置、初年度となるこの4月に1年生7名が入学すると発表した。学校と地域を学びの場に、近隣施設を活用した体験的学習や連携先施設での就業体験を踏まえた職業教育、現場実習などを計画している。
 また、相模原市は3月17日、義務教育学校、「鳥屋学園」の開校を発表。同市設置の義務教育学校は2020(令和2)年度開校の青和学園に次ぐ2校目で、所在は現在の鳥屋中学校。4月7日に開校式を予定している。

2024(令和6)年度以降の開校を目指す取組
 群馬県富岡市は、2024年度に富岡中学校と東中学校を統合して開校する新しい中学校の校名について、「富岡市立富岡中学校」を選定した。2校と地域の関係者からの公募案を踏まえて協議・決定、今後市議会の議決を経て正式決定される。2月17日に発表。
 長野県は3月1日、小諸商業高等学校と小諸高等学校を統合、2026(令和8)年度に小諸市に開校する新校の校名候補を「長野県小諸義塾高等学校」に決めたと発表。小諸義塾は明治時代に地域住民や地元議会が資金を出しあって創立・運営された学校で、跡地に2校の原点となる旧町立小諸商工学校があった歴史がある。
 また、静岡県は2月10日、2024年度に開校する志榛地区新構想高等学校の校名案を「静岡県立ふじのくに国際高等学校」にしたと発表した。続けて17日には、2024年度に県立小山高等学校内に設置する御殿場特別支援学校の分校を、「静岡県立御殿場特別支援学校小山分校」に決定したと発表した。
 3月17日、長崎県は鶴南特別支援学校時津分校を本校化して、2024年度に「長崎県立常盤特別支援学校」を設置すると発表。時津町で分教室からスタートした歴史と、「和」には「令和」「平和」「和やか」などの意味が込められた。
 3月14日、熊本県は2024年度に県立湧心館高等学校内に開校する夜間中学の校名案を「熊本県立ゆうあい中学校」にしたことを発表した。県が目指す「誰一人取り残さない くまもとづくり」を踏まえたことと、「ゆう」「あい」それぞれが持ついろいろな意味から多様性が感じられることなどが選定の理由。公募案として寄せられた315件を校名案検討委員会が検討、3月定例教育委員会で決定した。施設は熊本地震の木造応急仮設住宅の資材を活用した「買取方式」により、学年1教室と職員室からなる校舎の整備が進められている。

過去のスクールニュース → http://www.schoolnews.jp/category/schoolnews/
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