Posted on 2022年5月06金 in スクールニュース, 新刊発売

月刊スクールアメニティ2022年5月号発売／〈今月のニューフェイス〉神戸市立灘の浜小学校・灘さくら支援学校（兵庫県）

今月のスクールアメニティ

スクールアメニティ５月号発刊しました。
５月号ニューフェイス21は、小学校と特別支援学校を一体整備した神戸市立灘の浜小学校・灘さくら支援学校（兵庫県）です。同校は、神戸市東部の新都心、HAT神戸地区に設置された学校で、神戸市で初めて小学校と特別支援学校が敷地内に一体整備されました。２校がつながる中央部分に音楽室や多目的室など、交流活動ができる諸室を配置し、交流を前提として施設計画がされています。神戸すまいまちづくり公社による設計ノート等、施設の詳細について、ぜひ本誌をご覧ください。
また、シリーズ「特別支援学校の現在」第２回では、同じ兵庫県の西宮市立西宮支援学校を紹介しています。小・中・高等部が設置された同校（旧西宮養護学校）は、2021年３月に新校舎での生活がはじまり、同９月に校名変更した支援学校です。中央に中庭を設けた回廊型の校舎で、中庭に面したスロープが１階から４階を結んでいます。利用者1人ひとりのニーズに応える様々なタイプのトイレを用意するなど、特別支援教育を支える施設の細やかな工夫が凝らされた新校舎となっています。浦辺設計・平田建築設計共同企業体による設計ノートも収録しています。
今号の学校施設整備最前線は、苫小牧市立苫小牧東小学校・苫小牧東中学校（北海道）です。苫小牧市としては初めて併設型校舎として整備した施設です。同２校に加えて、中学校区のもう１校の小学校と共に、一体型施設を活かした小中連携教育が行われています。施設の特徴から、連携教育の取組についてまで詳しく紹介しています。
他にも、文部科学省発表資料や学校施設整備関連の多くのニュースに加えて、日本照明工業会/エリア防災運営小委員会による寄稿「学校体育館等の避難所のあり方について　災害時の学校体育館照明のLED化へ向けて」も収録しました。

【2022年5月号　通巻434号　主な内容】  

NewFace21
●小学校と特別支援学校を一体整備、新都心に建つ６階建ての学校施設
神戸市立灘の浜小学校・灘さくら支援学校（兵庫県）

シリーズ　特別支援学校の現在　第２回
●９新校舎の完成とともに校名も変更、西宮市の特別支援教育の中心を担う新たなスタート
西宮市立西宮支援学校（兵庫県）

学校施設整備最前線
○小中の連携を進める共用空間を整備。中学校区で取り組む小中連携教育の拠点
苫小牧市立苫小牧東小学校・苫小牧東中学校（北海道）

視点 School Amenity Report
○環境省が、2022年４月から学校へのデジタル教科書本格導入に向け、環境問題啓発へ特設サイトをオープン　脱炭素社会などの動画教材を用意
○愛知県、中高一貫校の検討　2025年までの導入目指す
○培ってきたモノづくりの知見をサービスやソリューションとつなげ、理想の「現場」から未来をつくる　パナソニックコネクト株式会社発足

文部科学省・国土交通省・警察庁発表資料から
○令和３年度　公立小中学校等における廃校施設及び余裕教室の活用状況について
○令和３年度「学術情報基盤実態調査」
○公立特別支援学校における教室不足調査の結果について
○これからの特別支援教育を支える学校施設の在り方について

Topic　話題を追って
○静岡市　蒲原小中一貫校計画について
○藤里町　2023（令和５）年度、義務教育学校の開校に向けて
○館山市　館山市立第二中学校・第三中学校を統合した館山中学校、新校舎計画について

技術レポート　拡がる学校施設の機能／安全安心と学校省エネルギーへ
○「学校体育館等の避難所のあり方について　災害時の学校体育館照明のLEDへ向けて
一般社団法人日本照明工業会／エリア防災運営小委員会

イベント紹介
○第13回　教育総合展（EDIX）東京内【［学校]施設・サービスEXPO】

information
○日本初の「『膜』を題材にした、探求型授業教材」完成〜「未来社会を創るチカラ」を育む授業づくりに協力〜
○「保育博2022」出展者を募集　離れて働く人同士は気軽に雑談できるのか　３者による共同実験が始まる
○オンラインコミュニケーションにはVRアバターが効果的　自己開示を促す方法を検証

その他、新情報ファイル、Education NEWS　北から南から、等

毎月20日発行　定価628円（税込）　年間購読料　6780円（1冊565円（税込））