福岡市に新たに小学校2校、中学校1校が新設 月刊スクールアメニティ編集部
スクールニュース vol.695
日本のアジアに開かれる玄関とも云われ発展が続く、福岡市に新たに小学校2校、中学校1校が新設される。本年4月、同市西区に開校する西部北小学校は、九州大学移転に伴い新たなまちづくりが進むJR筑肥線の九大学研都市駅周辺の既存校、西部小学校の過大規模化によって分離新設される。同地区は、同じく生徒数が増加している元岡中学校の過大規模化が今後も長期に渡り継続する見込みのため、元岡中学校も分離新設を余儀なくされおり、この新中学校は2026年4月の開校を目指している。同校は、九大学研都市駅西側の農業用ため池「湯溜池」を西側約半分を埋め立て、造成整備をすることになっている。
一方、福岡市の博多湾に浮かぶ人工島「福岡アイランドシティ」にも、4校目の新設小学校が2024年4月開校を予定している。開校する学校名は「福岡市立はばたき小学校」。アイランドシティ地区には、すでに同市立照葉小学校(2007年)、同中学校(2008年)、同市立照葉北小学校(2018年)が開校している。
福岡市としても、アイランドシティ地区に対しこれまでも段階的に教育環境を整備してきたが、同市の発展とともに、大型タワーマンション、住宅開発などが予定されており、さらに、同市他地区に比較しても子育て世帯・子どもの割合が高い傾向が継続していることで、さらなる整備が進められている。
◎福岡市立照葉はばたき小学校
(建築)梓設計・雅禧建築設計事務所JV
(設備)巽設備計画
◎元岡地区新設中学校
(建築)佐藤総合計画・メイ建築研究所JV
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