箕面市が保育・幼児教育センターを開設/大阪市は小学校跡地活用の事業予定者を決定
スクールニュース vol.677
箕面市 保育・幼児教育センター開設
公立・民間、幼稚園・保育園・認定こども園など、運営主体や施設種別にかかわらず、市内すべての就学前施設をつなぎ、高め合うためのコーディネートを担う機関としてを10月1日に開設した。
センターでは、乳児保育や支援教育・安全・保健衛生などのテーマを幅広く取り扱う研修(2022(令和4)年度は20回)の開催。ともに学び情報交換する「支援保育研究部会・支援教育研究部会」などによる研究活動。就学前カリキュラムや架け橋期カリキュラムの策定を目指した検討会議も開かれている。そして、専門的な知識や実務経験を持つ「幼児教育サポーター」による巡回訪問などを展開している。このために大学との包括連携協定を締結。専門性の高い知識を研修などに活かすとともに、学生への体験・実習機会の提供なども行って、さらなる保育・幼児教育の質の向上と官学双方の活動の充実・発展を図るという。10月12日発表。
大阪市 小学校跡地活用の事業予定者を決定
10月21日、林寺小学校と生野南小学校の跡地活用事業に関する活用事業者募集プロポーザルを行い、事業予定者を決定した。林寺小学校はインターナショナルスクールを提案した株式会社バハールエデュケーションで、生野南小学校は専門学校の仮校舎と通信制高校を提案した学校法人岡崎学園。
バハールエデュケーションは、現在市内西区でアブロードインターナショナルスクールを運営している。同校は、多様性を受け入れるとともに、幼稚部から中等部(中学2年生)までが在籍、将来的には高等部までのIB教育プログラムによる一貫教育を計画している。施設は、一部の教室などの変更を行うが、4階建ての校舎と講堂(体育館)、グラウンドすべてを使用する。
岡崎学園の提案は、2025(令和7)年度まで自動車整備専門学校の仮校舎として使用したのち、20年間は日本語学校と通信制高校の校舎として使用する内容。講堂やグラウンドのほかにも、1階に地域住民の利用を可能としたスペース(食堂や菜園)が活用期間を通して設けられる。
ともに、地域説明会などの準備や施設の改修工事などを行い、学校としての活用は2023(令和5)年8月からを予定している。

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