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Posted on 2014年10月22水 in スクールニュース

編集部から つくし野ビオトーププロジェクト 10月

 

10月18日、つくし野ビオトーププロジェクト(東京都町田市)の10月の活動が行われました。「博物館に行こう! 博物館で学ぼう!」と題した今回の活動は、つくし野地域から徒歩と電車でおよそ30分ほど移動した、相模原市立博物館で行われました。
つくし野ビオトーププロジェクトは、自然体験を通した環境学習を都市に住む子どもとその家族に提供している取組で、代表の小池常雄さんを中心に、井上さん・高見さん・船崎さん・平嶋さんなど環境カウンセラーや一級ビオトープ施工管理士の資格を持った方もいるつくし野小学校の現役・元保護者や地域に住む大人達がオリジナルの体験学習プログラムを用意しています。その学習は火・水・土・空(気)をキーワードにしており、例えば、前回は「水」をキーワードに川に住む生き物調べを行いました。予定では、来月は「土」、年末は「火」です。その視点で見ると、今回のキーワードはこれらを包含した「地域」と「宇宙」をテーマに生物多様性や生命の起源です。やや発展的な内容といえるかもしれません。
相模原市立博物館は、土器から農作業の道具まで、常設展示で相模原の歴史を辿ることのできる多くの展示物が揃えられています。参加者はこうした展示品を順に見学しながら、この日一番の目的である地域の自然のゾーンに向かいます。

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現代の数十年の間に、開発が進められた地域では自然が宅地や都市への変貌を遂げましたが、この変化は、そこに住む生き物のつながり、いわゆる生態系にも変化を及ぼしました。最大の変化は外来生物の侵入です。何らかの理由によって(いずれの理由も人間がかかわっている点は共通しています)、本来いないはずの場所に自然に住み着いてしまった外来生物に対しては、国内に限らず生物多様性条約の採択以降、地域固有の自然を持続するための対策が行われています。ではこの地域の在来種とは何か、また外来種として来た生き物は何か? それらは博物館に展示されている標本や剥製で見ることができます(環境カウンセラーの小池さんによると、展示の説明が条約採択以前の考え方であることには注意が必要とのこと)。また、博物館のプラネタリウムでは、間もなく打ち上げが予定されている「はやぶさ2」に関する全天周映画を鑑賞し、火・水・土・空をはじめ、すべての生命の始まりである宇宙に対する認識を深めました。
さらにこの日は、学校行事が一部重なって参加者が少なかったこと、参加した児童が宇宙飛行士に興味を持っていることから若干予定を変更して、博物館の向かいにあるJAXA(宇宙航空研究開発機構)の展示スペースに向かいました。ここでは、「はやぶさ」や「はやぶさ2」の模型など日本の宇宙開発プロジェクトの歴史の一端に触れながら、発射地点から3km離れた設定でのロケット発射時の音と振動の体感もすることができました。ロケット発射時は発射台から3km以内は立ち入り禁止となるそうですが、それも納得です。

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この日の活動からは、インターネットで多くのことが手軽に調べることのできるようになった現代だからこそ、こうした身近な施設を活用して、「本物」を体験・体験することの大切さも伝わってきました。
帰宅してから自分の地域にはこうしたことを感じることのできる場所があるのだろうかと机に向かってみました。

 

 

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