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Posted on 2014年9月30火 in スクールニュース

編集部から 大学の努力

 

この夏は、大学を訪問する機会がありました。新しい施設だけでなく、今、最も気になる「大学はこれからどうなるのか」という話についてもお聞きすることができました。そんな中、大学が在学生に向けて行っているさまざまな試みの中から興味深いお話を紹介します。
既に報道されているそうなので、お聞きになった方もおられるかもしれません。
100円朝食
文字通り、朝食を100円で提供しています。7月から8月の試験期間に期間限定で実施した東京都市大学の場合には、「朝活応援!」をキャッチフレーズに本来は数百円する定食を、100円で提供したそうです。学生の生活や体調、何よりも学びに集中できる身体づくりを支援するだけでなく、「満足を超える感動」を目指す東京都市大学の試みです。100円朝食によって、このために早くから大学に来る学生の姿も見られるようになるなど、大好評だったそうです。
東京都市大学の他、新聞報道などでは徳島文理大学や白鴎大学、立命館大学、広島文理大学などでも実施されている(された)とありますが、最大の課題はやはり経費のようです。
誰も借りてくれない本フェア
これも読んで字のごとく。図書館にある本は書架に並んでいなければ、館内で読まれているか貸出されていることになりますが、一度も館内から出たことのない(貸出されたことのない)、本を集めて紹介したのが、国際基督教大学(ICU)の図書館です。このフェアでは、公共図書館の企画を参考に、貸出のない新書110冊を図書館員全員で読み、POPをつけ、ゲートを入ってすぐのスペースに表紙を見せる形で並べました。新書に限定したのは、内容や書き方など誰もが触れやすい図書をと考えたそうです。このフェアをスタートしたところ、10冊単位で本が借りられていく日もあり、POPの作成におわれることもあったとか。「大学図書館なので、資料をおいていることに価値があるという見方もあるが、いろいろな本をぜひ皆さんに知ってもらいたい」とは、企画した図書館職員の方の話です。これは、大学に限らず、いろいろな図書館で取組めるのではと思いました。

訪問したのはフェアも終わりに近いとき。最初はこうした本がざっと並べられていたそう

訪問したのはフェアも終わりに近いとき。最初はこうした本がざっと並べられていたそう

POPの内容もまた評判を呼んだ

POPの内容もまた評判を呼んだ

関係者による詳しいお話などは、まもなく発行します「Campus Management Report vol.2」にも収録されています。