2023年の新製品に、フェンス・大型引戸など充実のラインナップ/四国化成建材
企業ニュース vol.89
四国化成建材株式会社は、2023年4月発売の新商品を発表している。学校建築をはじめとした公共建築に多く採用される製品を中心に紹介する。
住宅エクステリアにおいては、建築基準法対応のクレディフェンスHGに仕上がり高さ1,400mm・1,600mmのハイタイプを発売した。また、近年増加している大型台風などの自然災害への備えとしてクレディフェンスSGの強度アップを行った。耐風圧強度は、柱ピッチ2,000mmの場合、H06~10サイズが風速45m/s(Vo=38m/s相当)、H12サイズが風速41m/s(Vo=34m/s相当)に対応する。多段自由支柱を使えば、仕上がり高さ2,400mmまで対応可能なため、戸建て住宅、集合住宅はもちろん学校など公共施設まで幅広い用途に使用できるものだ。
景観エクステリアでは、大型引戸のユニットラインシリーズに方杖付タイプなどを発売。シンプルな縦格子のデザインで、様々な環境に合うものだ。こちらも、耐風圧強度はVo=42m/sと従来品に比べて約23%の強度アップを実現した。風の強い場所にもおすすめで、本体の高さは、1,200mm~1,800mmの4つのサイズ、両引きで最大開口20mまで対応可能となっている。また、開閉方式は手動とリモコン電動式を選ぶことができ、手動式はハンドルレバーを握らなければ扉が開かない安全設計となっている。

その他の注目の製品として、バリアフリー新法に対応した身体障害者用駐車施設に設置できるユニルーフF。雨水タンクのレインキーパーP1型に本体の美観を高めるデザインパネルの追加、芝生舗装用の保護材ローンベースなども発売した。雨水を貯めて生活雑用水に再利用できるレインキーパーは、環境に配慮する製品として学校などにも多く見られる。また、車や人の踏圧から芝生を守る芝生保護材ローンベースは、都市の緑化率向上とともに、緑地ならではの透水性により雨水を地中に還すことで都市型冠水の抑制にも貢献する製品となっている。

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