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Posted on 2022年11月29火 in 企業ニュース

「KMEW DESIGN AWARD 202(ケイミュー デザインアワード 2022)」結果発表・表彰式開催

企業ニュース vol.85

11月24日、ヒルトン小田原リゾート&スパ(神奈川県小田原市)にて「KMEW DESIGN AWARD 2022(ケイミュー デザインアワード 2022)」の結果発表、表彰式が開催された。応募総数1,020点から各賞53点が選出された。
開催に先立ち主催者・ケイミュー(株)代表取締役社長 木村 均氏より挨拶があり、表彰式では、審査委員長:竹原義二氏、審査員:岸 一氏が総評を述べられた。続いて、最優秀賞「竹原賞」、戸建優秀賞、非戸建優秀賞、光セラ優秀賞の設計者の設計の意向を聞いた。総評の中で竹原氏は、「リノベーションが必要な時代に入り、工業的な建築から素材をどう引き出し、コロナ禍における建築を考えなければならない。写真や図面だけではなく、実作品を見て審査することにした」とし、表彰式の後の見学会として、建築との調和で丘の上から海の地平線が見える江之浦測候所のある小田原を表彰式の開催場所にしたとのことだ。
会場では各賞受賞のパネル写真が掲示され、また、同社の製品の展示物も置かれ、3年ぶり(一昨年、昨年はリモート開催)の交流の場となっていた。

最優秀賞「竹原賞」 〈丘上の平屋―ひとつ屋根の下―〉(滋賀県甲賀市)/HAMADA DESIGN
戸建優秀賞 〈体感すまいパーク越谷 POHAUS ARZILL「ウチノニワ」〉(埼玉県越谷市)/ポラテック株式会社
非戸建優秀賞 〈船橋青い空こどもクリニック〉(千葉県船橋市)/KEIYO DESIGN+JAMZA
光セラ優秀賞 〈さくらい腎泌尿器科クリニック〉(愛知県半田市) /株式会社クラウドアーキテクツ

その後、小田原文化財団 江之浦測候所「建築と作庭」*の見学会が行なわれた。
小田原市江之浦地区は急峻な箱根外輪山を背にして相模湾に望み、類稀なる景観を保持している貴重な自然遺産である。この自然を借景として各建築は庭園と呼応するよう配置されており、各施設はギャラリー棟、石舞台、光学硝子舞台、茶室、庭園、門、待合棟等から構成されている。現在では継承が困難になりつつある伝統工法をここに再現し、将来に伝える使命をこの建築群は有しているとのこと。参加者は2時間程、財団担当の方の説明を聞きながら各施設を廻った。

小田原文化財団 江之浦測候所 パンフレットより

*構想:杉本博司、基本設計・デザイン監修:株式会社新素材研究所、実施設計・監理:株式会社榊田倫之建築設計事務所、施工:鹿島建設株式会社、特別支援:ジャパン・ソサエティー(ニューヨーク)。新素材研究所は、現代美術作家の杉本博司と建築家の榊田倫之によって2008年に設立された建築設計事務所。時代の潮流を避けながら旧素材を扱った建築をつくることこそが、いま最も新しい試みであると確信して、設計に取り組む。

■お問い合わせ先
ケイミュー株式会社 経営企画部

TEL:06-6945-8146

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