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Posted on 2017年5月05金 in スクールニュース

スクールニュース vol.260


編集部から 体験を知る(つくし野ビオトーププロジェクトシーズンⅫ4月)
つくし野ビオトーププロジェクトは“都市に住む子どもたちに自然体験を”と学校発でスタートし、その思いを受け止めた地域の有志が受け継いで12年目となる。このニュースでも、学校とその周辺地域で繰り広げられる自然体験活動(環境教育)が、エコスクールとしての整備が進む近年の学校づくり、さらには環境教育の取組が進む学校づくりへのヒントになるのではと、取材、紹介を続けてきた。

新しい参加者を前に「さぁ、今年は何をやろう?」

新しい参加者を前に「さぁ、今年は何をやろう?」

4月の定例活動「さぁ、今年は何をやろう?」が、4月22日に町田市立つくし野小学校の視聴覚室で行われた。20家族およそ60名の参加者を前に、まずは1年間の活動や安全とその対策について、説明が行われた。
プロジェクトリーダーの小池常雄氏(環境カウンセラー)からは、どうして始まった(続けている)のか、子どもに何を感じてもらいたいのか、安全確保の方法は、などの話が続く。写真や動画を使いながら子どもが飽きないよう工夫しているが、この日は就学前の子どもが多く、30分も座っていると少々お疲れ気味だ。そこで、1時間が経つ前にプロジェクトは主な活動場所の1つである畑に移る。

小さな手で収穫しているのはベビーリーフ。中にはブロッコリーをそのままつまむ姿も

小さな手で収穫しているのはベビーリーフ。中にはブロッコリーをそのままつまむ姿も

畑では、昨シーズンの終盤に植えた作物が豊かな実りを見せている。子どもたちは調理されて食卓に並ぶ野菜ではなく、ブロッコリーやベビーリーフ、ホウレンソウ、キャベツ、ナガネギが土に根を下ろして生きている姿を収穫しながら目に焼き付ける。そして、今年もタケノコ掘りを体験。子どもたちに農業指導をするプロジェクト顧問の中村一幸さんによるお手本を真似て鍬やスコップを振るうのは、お父さん。大粒の汗を浮かべながら、50本近くのタケノコを収穫した。

斜面を滑らないように気をつけながら、タケノコ探し

斜面を滑らないように気をつけながら、タケノコ探し

過去のスクールニュース → http://www.schoolnews.jp/category/schoolnews/
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