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Posted on 2017年10月31火 in スクールニュース

スクールニュース vol.302

 

ベネッセ教育総合研究所 学校外教育活動に関する調査2017
10月26日に発表。今年3月、3歳から18歳までの子どもを持つ母親16,170名がインターネットで回答。この調査は平成21(2009)年、平成25(2013)年と継続している3回目となる。
教育費がかかり過ぎていると感じている母親の割合は前回調査から1.0ポイント増えるなど、負担感を感じている割合はおよそ7割。学校外教育活動(スポーツ活動・芸術活動・教室学習活動・家庭学習活動にかかる費用の合計 )を年齢別にみると最も多いのは中学3年生の25,900円。これを2009年と比較すると全年齢で減少、その幅は学校が上がるほど大きくなっているという。アンケートからは、子どもに高学力・高学歴を求める母親の意識の高まりがより強くなっていることも明らか。しかし、世帯別年収や人口規模別の比較から子どものおかれている環境による活動費の違いも明らかになっており、この差を埋めるのは大人世代の責任と指摘している。

 

A-WASS 地域に根差した木の建築研修会

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10月28日、東京大学農学部校舎で開催。A-WASS(「木と建築で創造する共生社会実践研究会」(Action-oriented Study Group on Wood and Architecture for Symbiosis Society Creation))は、平成19 (2007)年度に文部科学省のオープン・リサーチ・センターとして東洋大学に設立された「木と建築で創造する共生社会研究センター」の理念を継承して、平成26(2014)年に発足、活動している。今回の研修会は、同会が持続可能な地域づくりと木の建築との関わりなどを考えていくために行う事例研究の1回目。事例は山形県鶴岡市の羽黒高等学校(学校法人羽黒学園)と八戸市立西白山台小学校の2例。羽黒高等学校は、学校林の木を使い、先の建築基準法改正以来初となる3階建ての木造校舎を整備した。八戸市立西白山台小学校は、地元の森林組合3つがチームを組んで地域材の供給に取組んだ例。設計を担当した日本設計の青木潤氏、清水謙一氏(以上羽黒高等学校)、草野崇文氏(西白山台小学校)、そして上北森林組合の菅岡仁氏がプロジェクトの経緯や設計上の留意点、木材供給の取り組みなどについて説明、参加者からも様々な質問が寄せられる貴重な時間となった。

 

ウッドデザイン賞 ウッドデザイン賞2017受賞作決定
「ウッドデザイン賞2017」の受賞作250点が10月25日に同賞HPで発表された(応募総数453点)。 木の良さや価値を再発見させる優れた製品や取組について、消費者目線で評価、表彰する新しい顕彰制度として平成27(2015)年より始まった。今年で3回目。教育施設は、ソーシャルデザイン部門で田辺市立新庄小学校、ライフスタイルデザイン部門で名古屋大学音楽練習共用施設などが選ばれている。この250点から、11月20日に最優秀賞・優秀賞・奨励賞などが選出される。

 

 

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