スクールニュース vol.321
静岡県 県立特別支援学校施設整備基本計画
2月8日、県教委HPに発表。知的障害を対象とする特別支援学校の施設狭隘化と通学負担を最優先課題とした整備計画を策定。計画期間を平成29年度から38年度までの10年間と定め、まずは33年度までの計画として本校を3校、高等部分校も3校をそれぞれ新設する。対象は御殿場・裾野地区の御殿場特別支援学校に高等部分校、三島田方地区は東部特別支援学校の移転跡地に本校、富士・富士宮地区の富士特別支援学校に高等部分校、静岡地区では本校、浜松地区は旧気賀高校跡地に本校と浜北・浜名・浜松特別支援学校を対象とする高等部分校で、いずれも新設。34年度以降については33年度に行う検証結果によるとしている。
また、計画では特別支援学校整備の課題について、最優先としている2点の他、医療的ケアが必要な児童生徒の増加や施設の老朽化、防災対策などもあげ、これらについても整備時に必要な対策を講じるほか、他の障害種を対象とする特別支援学校でも必要に応じて対策を講じるとしている。
武蔵野大学 教育学部キャンパスを移転
現在、西東京市の武蔵野キャンパスに設置している教育学部を平成32(2020)年度より江東区の有明キャンパスに移転すると発表した。有明キャンパスの位置する臨海副都心地区の年少人口増加が理由。教育学部は児童教育学科(定員120名)と子ども発達学科(同100名)を設置しており、必要な諸室を整備した新校舎も計画している。
千葉県 クラウドファウンディング活用に助成
県の地域資源を活用した独創的な技術・アイデアの事業・起業などを支援するため、クラウドファウンディングを活用した資金調達に対する初期費用の一部を「千葉ふるさと投資活用支援補助金」として助成している。平成29年度は申請を3度受付けており、現在、3回目の申請を受付け中(2月末まで)。補助率は投資型1/2(上限50万円)、購入型1/2(上限10万円)となり、申請には支援機関の推薦が必要。この制度を活用して勝浦市の廃校施設を地域のコミュニティスペースとして開設する計画が進められている。
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