スクールニュース vol.348
文部科学省 大阪府北部を震源とする地震について
6月18日7時58分に大阪府北部を震源に発生した地震について、文部科学省がとりまとめた学校施設などの被害状況は以下の通り。発表は18日16時30分現在のもの。
人的被害では大阪府高槻市の小学校で女子児童が倒壊したプールの塀に挟まれて死亡する被害が発生。物的被害については滋賀・京都・大阪・兵庫・奈良の5府県114施設で発生。このうち国立学校施設が3、公立学校施設が108、社会教育・体育・文化施設が3.被害内容は天井やガラスの破損、断水など。この日は大阪府を除く4府県の公立学校のうち、423校は休校、94校も短縮の措置がとられ、奈良県の2校の施設が避難所となっている(大阪府内については調査中)。
北海道深川市 深川中学校の新校舎が完成
北海道のほぼ中央に位置するまち深川市。同市が2015年から改築工事を進めていた深川中学校の新校舎と屋内運動場がこのたび完成した。構造規模はRC造2階建て、床面積は校舎が5,993㎡、屋内運動場が1,684㎡。外装に耐久性、断熱効果に優れるガルバリウム鋼板を使用するとともに、内装には床や腰壁に木材を積極的に使いぬくもりのある学習空間を実現した。屋内運動場は、2階にギャラリースペースを兼ねた軽運動場を設け、部活動や体育の授業を効率的に行うことができるつくり。また、校内にはガラスに囲まれたコミュニティスペースが4箇所あり、南側に面した窓からは、登山でも有名な音江連山を一望することができる。
ケイミュー 新社長就任記者発表
屋根材・外壁材・雨といなど、外装建材メーカー大手のケイミューは、2018年4月1日より、代表取締役社長に木村均(きむらひとし)氏が就任した。56歳での社長就任は歴代社長の中でも最も若い年齢である。同社は、5月28日、東京オフィスにて報道関係者向けに新社長就任記者発表を開催した。
木村新社長は、これからのケイミューについて、「非住宅市場・土木市場・海外展開」が今後の鍵になってくるであろうとし、2023年に迎えるケイミュー設立20周年に向けてのコンセプトとして「社会貢献無くして、存在意義なし」と話した。新たな価値の創造のために技術を進化させること。社員が高い志を持ち、イノベーションのために挑戦し続けることのできる風土を作っていくことが新社長としての責務であると、思いを語った。
また、学校・文教分野を含む非住宅市場への展開については、著名な建築家を招き魅力的な講演会を開催することで、販売促進支援につなげていきたいという考えを示した。
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