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Posted on 2018年9月16日 in スクールニュース

スクールニュース vol.363


文部科学省 2019年度概算要求における文教施設整備費の要求・要望額ついて

文部科学省では、今年度比6,263億円(11.8%)増の5兆9,351億円を要望。このうち、文教関係は4兆4,103億円であり、学校施設整備は教育政策推進のための基盤整備のためとして、3,988億円を要求・要望している。内訳は公立学校に2,432億円(1,750億円増)、国立大学等に823億円(447億円増)、私立学校に533億円(431億円増)、認定こども園に200億円(178億円増)。
公立学校は長期間の使用を前提とした財政負担と老朽化のリスク軽減を目指した長寿命化の推進、厳しい気象や防災機能強化など教育現場の安全対策推進を目的にしており、今年に入って社会的に注目を集めたブロック塀等の倒壊防止や空調設置なども改めて明記されている。建築単価は19万4500円。
国立大学等は人・知識・技術を引き付ける魅力ある教育研究環境を創造するための安全・安心な教育環境の整備、Society5.0の実現に向けた機能強化への対応などを目指す。
私立学校は、公立学校に遅れをとっている耐震化をはじめとする防災対策、教育や研究のための装置・設備の高機能化支援を目指している。この中には、今年度までとされていた耐震改築への補助制度の延長も含まれている。
そして認定こども園では、施設整備や耐震化の他、ブロック塀なども含めた防犯対策やバリアフリー化なども対象とし、子どもを安心して育てることができる体制整備を目指す。
これらの文教施設整備費は、予算の重点化を進めるために措置されている「新しい日本のための優先課題推進枠」としても、国立文化施設関連の要望額などとともに計上されている。

長崎県私立学校審議会 九州文化学園小学校・九州文化学園中学校の設置を承認

承認は9月3日。学校法人九州文化学園は長崎県佐世保市で九州文化学園高等学校や長崎国際大学を運営している。新たに設置されるのは九州文化学園小学校・九州文化学園中学校で、英語教育・IT教育・日本文化教育の3点を教育の柱に取組む。入学定員はそれぞれ40名ずつ。施設は、平成23年に閉校した旧佐世保市立花園中学校の跡施設を使用する。

沖縄市 学校給食センター第2調理場改築基本構想

9月10日、市HPに公表。現在、3つの共同調理場と1つの単独調理場でおよそ1万6,400食を調理している。このうち、昭和55年の竣工で現在の学校給食衛生管理基準を遵守していない第2調理場(調理能力5,500食)の改築を計画。単独調理場の統合、提供人数の変化と既存調理場の調理能力などを考慮して、最大調理処理能力を6,500食とすることなどが示されている。

過去のスクールニュース → http://www.schoolnews.jp/category/schoolnews/
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