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Posted on 2018年10月05金 in スクールニュース

スクールニュース vol.366

 

第12回キッズデザイン賞 キッズデザイン協議会

会場風景

会場風景

2018年9月25日、六本木ヒルズ49階「アカデミーヒルズ49」にて、第12回キッズデザイン賞、各賞作品の記者発表と表彰式などが行われた。 キッズデザイン賞は、子どもや子どもの産み育てに配慮したすべての製品・空間・サービス・活動・研究を対象とする顕彰制度として発足し、今年で第12回目を迎えた。今年は応募総数468点に対して、252点がキッズデザイン賞を受賞した。同賞は、第11回の受賞数298点に比べ数を減らした結果となったが、「アプリケーション・サービス」カテゴリーを新設するなど、ますます多様化をみせている。
最優秀賞 内閣総理大臣賞は「YKK株式会社 QuickFree」が受賞した。これは、子どもの安全など、様々な工夫が施されたファスナーで、スライダー部分を改良することで子どもが自分で衣服の着脱をしやすいこと、また親からも着せやすい操作性の向上、ファスナーに解放機能を付け、一定の力が加わった時はスライダーが外れるようになっているなど高い安全性も有している。選評でも、荷重が加わっても外れない工夫に取り組んできたファスナーが『外れた方がよい場合もある』という“気づき”から、デザインと機能に新たな方向を示した好例である、と高い評価を得ている。
キッズデザイン賞は、近年、建築・空間カテゴリーの受賞も増えてきているが、今年は特別賞 審査委員長特別賞を「株式会社川島真由美建築デザイン/学校法人勿来中野学園 認定こども園 なこそ幼稚」が受賞した。同受賞作品は難しい立地条件の中で、子どもが外とつながり、地域に開かれた保育・教育の場としての空間づくりに優れていること。そして、開放感ある園舎が地域子育て支援施設の中枢になる機能を持っているとの評価を得た。なこそ幼稚園については、月刊スクールアメニティ2018年3月号(No.384)において、園長先生、設計者へのインタビュー含め詳しく施設紹介をしている。

益田文和審査委員長より賞状を受け取る川島真由美氏

益田文和審査委員長より賞状を受け取る川島真由美氏

 

 

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